星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「週末ちょっとディープなタイ旅」 下川裕治

読書16.「週末ちょっとディープなタイ旅」 下川裕治 朝日文庫

タイ旅とあるけど、ラストの方ではラオスについても解説があった。いつもながら、それぞれの国の状況を丁寧に説明してくれて、勉強になります。

今回の本では、タイの乗り物として、あまり日本人一般には知られていないバイクタクシーについての説明と、現在の軍事政権についてと、プミポン国王の喪に服しているバンコクの様子など、いろいろ書かれていて読み応えがありました。

どんどん中国が入り込んでいるラオスの状況はちょっと怖い。しかし、どんな国なのかとちょっと興味は持ちました。ラオスとタイ、ベトナムとの関係を解説してくれたのが面白かったです。

「バッテリー」第3話

第3話「いさかい」

巧、学校へ行くの巻。原作だと文章だけだったけど、アニメだと絵があるので、巧や豪の通っている学校ってこんな感じなんだ、へ~って感心してみていた。たぶん、モデルとなった学校は本当にあるんだろうけど。

風紀委員の注意もなんだか懐かしい感覚。そういう普通の学校の光景を見たのが、どこか久しぶりのような気がする。それにしても、野球部の副キャプテンが風紀委員だったとか、そういう設定は忘れていた。こんなシーン、あったっけ? ぐらいな。

オトムライと呼ばれている戸村先生が、野球部の監督だったのは覚えていた。体のチェックシーンが入ると、「シュート!」を思い出すね。原作の「バッテリー」にそういうシーンが有ったかどうかは覚えてない。

しかし、注意されたぐらいで、巧が髪を切るとは思わないけど、その辺、どうやって決着をつける気だろう? とは思う。

豪にとっては、野球は中学までの約束で、それ以上は出来ないという時間制限がある。その分だけ、巧に苛立っているというその気持は伝わった。

入部届を親に出すシーンは、本当は、母親も同じことを父親にやったというエピソードを省いてほしくなかったんだけれど、そのへんは仕方がないか。アニメ版は、巧の物語として整理されている印象。

きれいに物語をまとめている感じがするので、今後の展開も楽しみです。次回を待ちます。

「バッテリー」第2話

第2話「池のほとり」

2話も順調。大満足。この作品は、ちゃんと原作を意識しているわ。ちゃんとわかっているわ。という感じがする。

豪と巧と青羽の関係。それぞれの母親との関係。きちんと描いていると思う。あと、OPの意味。「いつかの自分」。

本人のやりたいと思っていることを、周囲がダメだ、ダメだ。やめろ、やめろって無責任に言うの。あまつさえ、「あなたから言ってやってよ。才能ないんだから、やめろって」とまで言われて、怒って。でも、結局、自分も弟に同じことを言ったじゃないか。「お前には無理だからやめろ」って。

その鏡写しになっているキャラの姿が非常に良かったし、原作のテーマもきちんと出ていると思います。

これは良作。続きもすごく楽しみです。

「バッテリー」第1話

第1話「出会いの日」

原作小説はもちろん、既読。好きでした。ただ、ドラマ版は見てません。

ようやくアニメ版も見てみたけど、少なくとも、第1話を見る限り、大満足♪ ちゃんと原作の風味を残して、きちんとアニメ化している印象。キャラが、ちゃんとそのキャラになってる!! って感じで、嬉しかった。巧も豪ちゃんも青波もちゃんとそれらしくなっているじゃないですか。声優さんの配置もぴったりでいいわ。

原作のテーマの一つになっていた、親子間の齟齬の部分もよく出ていた。子供の気持ちを親が理解してなくて、深く考えずに物を言ってて、それが巧を苛立たせている。豪もそうかな。普通のお母さん、普通の息子の間で、起こる些細な行き違い。そういうのをちゃんと描いてくれたのが嬉しい。

声優さんに関しては、巧はまたこの子か~。いつもこの人だねえ。と思わないでもないが、あまりにピッタリの配役なので、それは仕方がない。

意外だったのは、豪ちゃんの方で、「うしとら」で潮を演じたときは、あんまりうまいと思わなかった人だけれど、豪の役だとピタリとハマるのね。そういう自然な演技のほうが似合う人なんだな、と思った。それは書いておかないと。

とにもかくにも、続きが凄く楽しみです。次回を待ちます。

「ユーリ!!! on ICE」最終滑走

最終滑走「超超超がんばらんば!!! グランプリファイナルFS」

最終回。勇利が金メダルを取って、それでめでたく終わるのかと思いきや、そんな単純でもなかったことを評価する。ラストを締めたのが、ユリオというあたり、まだまだ物語は続く、彼等の戦いも続くって感じですかね。

ヴィクトルと勇利のペアスケーティングシーンが入ったのは、非常に美しくてよかった。こういうの、アイスダンスっていうんだっけ? などとぼんやり考えていたが、ふと気づけば、フィギュアスケートのペアって言ったら、普通は、男女のペアで組み合わせるものであって、男同士ってのはありなのか? そんなの見たことないよ?? これが腐女子の夢の世界か~。

男同士のペアでOKなら、他のキャラも、全部、ペアを組ませていいんじゃないかと? それは確かに、ちょっと妄想の余地ありだろうな、と思いました。

「ユーリ!!! on ICE」第11滑走

第11滑走「超超がんばらんば!! グランプリファイナルSP」

物語自体には、そんなに新しい展開もなく。ただ、淡々と、6人のスケーターの演技を楽しんだ感じ。6人6様のスケーティングシーンが、非常に美しくて、見ごたえがありました。個人的には、ピチットくんが好きだな。

秋の新番組チェック予定。

10/06(金)24:30 「キノの旅-the Beautiful World-the Animated Series」:BS11

10/08(日)24:30 「クジラの子らは砂上に歌う」:BS11

10/14(土)23:00 「3月のライオン」:NHK総合テレビ

http://m-p.sakura.ne.jp/Html/anime.html

あくまで録画用のメモです。視聴の予定はまた別で、現時点では「ユーリ!!! on ICE」←「バッテリー」←「舟を編む」という感じ。その先は未定。あくまで予定なので、気まぐれに変わります。 積み録がたまっているので、1話ずつ地道に消化中。