星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第38話

第38話「天使を狩る者」

バルバトスのリミッターを外して戦うと、パイロットの体に不調が出るわけで、三日月がだんだん壊れてきてます。なんか、そういうの、「テッカマンブレード」を思い出して、やだな。怖いな。と思う。

あと、ロボットの側が、乗り手を無視して戦うと、むしろ、人間がロボットの邪魔になるという設定は、やっぱり「戦闘妖精雪風」を思い出しますね。戦闘機が勝手に動いて、無茶な動きをしたから、人間には耐えられないGがかかって、たぶん、乗り手は、もう生きていないだろうとか、昔、小説で読んで、怖かったんだ。それに近いものがある。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第37話

第37話「クリュセ防衛戦」

モビルアーマーを相手にすると、モビルスーツにリミッターがかかるというのは、確かに理屈だし、そう簡単に倒しちゃったら面白くないから、三日月やアキヒロを使えないというのはわかるとしても、やっぱ、それも含めて、物語の都合でしょ? という感じがするから、すべて予定調和に見える。

「知らないと恥をかく世界の大問題6」 池上彰

読書5.「知らないと恥をかく世界の大問題6」 池上彰 角川SSC新書

資本主義、社会主義共産主義について、改めてきちんと説明してくれたのが助かりました。資本主義の貧困格差がなぜ起こるのか、格差の是正をどうしたらいいのか。

「風光る」第41巻 渡辺多恵子

コミック2.「風光る」第41巻 渡辺多恵子 小学館フラワーズコミックス

発売日に購入したものの、読むのが遅れて、ようやく読了。昔ほど、この作品に惹かれないのは、私自身が新選組に興味を失って、彼らの言う「真の武士」ってのに対して、ものすごい嫌悪感があるからなのかもしれない。

がちがちの石頭で、自分の気持ちを自分で作った枠に押し込めて、我慢したり、無理したりすることを立派だとする価値観には、なんかもう、ついていけない気がしてきた。

にもまして、なんだか一番腹が立つのは、「私は清三郎様の味方です」と言っては、他人の恋路に口をはさみたがるおばさんの立場で、こっちの味方をしたいから、こっちの邪魔をするってあたりで、この人、なんだかやだなって思った。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第36話

第36話「穢れた翼」

ここぞとばかりに、クジャン公のバカっぷりを強調してましたが、この人、ジェリドの立ち位置なの? と思いました。イケメンなのに、あほ。ってあたり。

前回の話数では、地下からの最終兵器の登場で恐ろしいことになる! とあおっていたように見えたんだけれど、今回の話数では、あっさりともう、倒す気満々で、これからしばらくは、こいつを相手に戦いますね。で、たぶん、最後にはやっつけることに成功するんでしょう。という予感に満ちてて、ただのおもちゃに見えてきた。

シューティングゲームに登場する巨大な要塞レベルというか。

「坂の上の雲」第6巻 司馬遼太郎

読書4.「坂の上の雲」第6巻 司馬遼太郎 文春文庫

日露戦争当時、軍資金のない日本のために資金援助してくれたユダヤ人がいた。その理由は、ロシアで差別されている同胞を救うためだと。そのお金を使って、ロシアで革命を起こそうとしている人々を助け、ロシア国内を混乱させることに成功した。本国が大変だということになれば、戦争どころじゃなくなる。

小国の日本が大国のロシアを相手に戦うという事実に対して、ロシアに侵略された国々、ポーランドフィンランドの人々が、応援してくれている。

日英同盟も結局は、対ロシアということで、協力してくれたんだと考えれば、そうやって世界の国々がつながっているんだなあ。というのを実感できて、感慨深いものがありました。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第35話

第35話「目覚めし厄祭」

「復活のイデオン」とか「イデの発動」とか、なぜか、そういう言葉が浮かんだけれど、たぶん、同世代の人には同ネタ多数だろうと思う。下の世代や一般層だと、普通に「巨神兵の復活」かな? 実際に、画面を見ていて、怖さを感じるのは、「巨神兵の復活」のほうに近いからね。

やっていることは同じなんだけれど、人類を滅ぼすほどの最終兵器が地下から現れて、モビルスーツに刺激されて、動き始めてしまったという感覚が、今の時代に限りなく不気味。もはや、シャレにならない感じで。

モビルアーマーって、そんなに怖いものだったのかと、なんか感慨深いものがありました。動き出してしまったものをどうやって止めるのか、この先どうなるのか気になるので、次回を待ちます。