星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

ジョス・ウェドン監督 「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」

映画15.ジョス・ウェドン監督 「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」 (アメリカ・2015)

MCU作品。思いっきり、「ウィンターソルジャー」の続編でしたね。順番に見ていて正解だった。トニー・スタークは、いい人だと思うが、一歩間違うと、やっぱり、科学者ってのは危ういというか、神を作ろうとして、悪魔を呼び出しちゃうみたいなところがある。科学の危険性については、この間の「アイアンマン」三部作でもいろいろ言ってはいたけど、やっぱ、この問題に結論は出ない。

そういう科学の危うさをテーマにするのは悪いことではないと思うので、どんどんやってほしいし、エンタメとしても普通に楽しめるつくりになっているのがいいと思う。一般の人でも入りやすいというか。

これからどうなるんだろう? という引っ張りのうまさで、一気に見れたし、楽しかった。アベンジャーズは、人命優先で、一生懸命、みんなを助けようとするのがいいと思う。みんな、好きだな。

「フルメタル・パニック!」第17、18話

第17話「故郷に舞う風・後編」

第18話「深海パーティー」

こうしてみると、「フルメタ」はやっぱり、かなめと掛け合い漫才やっているほうが楽しくていいな。と思った。シリアスな路線だと疲れる。

18話からOPや、EDも変わったが、EDのラストカットで、陣代高校のみんなで映している写真が、なんか泣ける切なさを持っているなあ。と思った。平和な時代を感じさせるじゃんねえ。

「1Q84 BOOK1 <4月ー6月>」後編 村上春樹

読書22.「1Q84 BOOK1 <4月ー6月>」後編 村上春樹 新潮文庫

2巻目に入って、いろんな設定が新たに明らかになってきた。オウム真理教を思わせる宗教団体が背景にあるみたいで、主人公たちが戦わなきゃいけない敵…みたいな連想をさせられるが、さて。

天吾の物語と青豆の物語は、同じ世界観かと思いきや、天吾が青豆の物語を書いているのか? という多重構造までにおわせてきた。青豆の物語のほうが、人殺しやレイプ犯罪など生々しい設定を扱っている分だけ、ファンタジー要素を強調して、これは現実じゃないとはっきり言いたいのかもしれない。と思った。

「フルメタル・パニック!」第16話

第16話「故郷に舞う風・中編」

昔もアニメ版全話見たはずなんだけれど、記憶してないのは、宗介の過去で、この子、日本人なのかヘルマジスタン人なのか。本名は、カシムなのか、宗介なのか。その辺を注意しながら、追いかけているんだけれど、今のところ、はっきりしない。日本人なら、なんで日本人の子供が、ヘルマジスタンで少年兵として戦うことになったのか、その経緯を知りたいし・・・。

とにかく、8歳の時には、ヘルマジスタンで少年兵をやっていたということだし、カリーニン少佐と出会ったとき、敵同士だったとも語っていたし、ミスリルにはいつから入っていたのか、年表を作りたい・・・。

「フルメタル・パニック!」第15話

第15話「故郷に舞う風・前編」

フルメタ」って、こんなにつまんなかったっけ? と感じるぐらい、面白くない。よかったのは、最初の7話までだけかもしれない。と、思っているから、あんまり先に進まないのかもしれない。

ここからまた新展開。宗介だけ特別任務で、ヘルマジスタンへ。そこが彼の故郷というからには、彼は、そっちの国の人なんだろうか? 相良宗介という日本人という設定のほうが、虚偽の名前と経歴なのか? そのあたり、彼の過去が詳しく知りたいけど、教えてくれるかしら? と期待して、続きを待ちます。

「1Q84 BOOK1 <4月ー6月>」前編 村上春樹

読書21.「1Q84 BOOK1 <4月ー6月>」前編 村上春樹 新潮文庫

この作品も「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」同様に、二つの物語が同時進行で語られる形式を持っているが、「世界の終わり」ほどファンタジー要素は強くなく、その世界は、かなり現実に近い。けど、ちょっと私たちのいる世界とはずれがある。という感じかな?

青豆の物語にしろ、天吾の物語にしろ、どちらも魅力的で面白く、一気に読める。これからどうなるんだろう? という引っ張りはさすがにうまいですね。そのうちに、いつか、この二つの物語が交錯する時が来るのだろうか? その辺に期待しつつ、続きも楽しみにしてます。

アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ監督 「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー 」

映画14.アンソニー・ルッソジョー・ルッソ監督 「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー 」 (アメリカ・2014)

2D字幕版を自宅で視聴。順調にMCU作品を古い順から追いかけてます。しかし、この作品は、また群を抜いて面白かった。

シールドって、どっか胡散臭い組織という部分があったんだけど、半分はヒドラに乗っ取られていたのか。それが明らかになったし、誰が敵か味方かわからない状況で、キャプテンが頑張るところがよかった。

ほかのメンバーと一緒にいると、アイアンマンとかの影に隠れちゃって、あんまりさえない印象だったキャプテンも、ひとりで戦うと結構、強いじゃん? って部分も見直したし、惚れ直した。彼の活躍がたっぷり見れて、しかもそれがかっこいいのよ~。

「秩序」か「自由」か、という選択肢は、結構、今も世界を二分しているみたいだし、割とわかりやすいテーマかな。私は自由がいいんで、キャプテンに賛同だと思う。

しかし、シールドがこの調子だと、それに協力しているほかのメンバーたちも、この先どうなるのか、興味があります。近いうちに、続きを見れたらいいけど。楽しみにしてます。