星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「DEVILMAN crybaby」第4、5話

第4話「明、来て」

第5話「シレーヌ、君は美しい」

セックスシーンや、残虐シーンをどう描くのかが、アニメとしてのセンスが問われる場面だと思う。いろんな表現があるものだなあ。と思って、感心してました。

シレーヌの話って、こんなだったっけ? とか、明の両親って、こんなだったっけ? とか、全然、記憶にかすらなくて、困っているんだが、それでも、こんな話だといわれれば、そのようにも見えるなあ。ということで、これが全部アニメオリジナルなら、それはそれですごいと思う。なんか確かに、「デビルマン」ってこんな感じだよねえ。という雰囲気は出していると思うので。

「フルメタル・パニック!Σ」第5~10巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子

コミック16.「フルメタル・パニック!Σ」第5巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック17.「フルメタル・パニック!Σ」第6巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック18.「フルメタル・パニック!Σ」第7巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック19.「フルメタル・パニック!Σ」第8巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック20.「フルメタル・パニック!Σ」第9巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック21.「フルメタル・パニック!Σ」第10巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

東京での千鳥との別れから、レーバテイン登場まで、アニメ版「IV」を一気に駆け抜けた感じ。微妙にアニメ版とは違うシーンも入っているし、外伝(?)のエピソードも追加されている。個人的には、宗介の過去話を見れたのが一番うれしい。日本人の子供が、どうしてこんな軍人として育てられなきゃならなかったのか、少佐との出会いとか。これが一番知りたいわけだけど、今後のアニメで語られるかどうかわからないし。

あと、マデューカスさんとテッサの出会いの物語とか、レナードと母親のエピソードとか、読めたのもうれしいな。レナードの話は結構、きつかったです。あの人、こんなトラウマ、背負っているのか。そりゃ、死にたがりにもなるわな。

ただ、ナミについては、もっとフォローが入ることを期待していたんだけど、おおむね、アニメ版通りでしたね。彼女がウィスパードという設定は、なんで入れてきたんだろう? かなめとちょっとだけ夢で接触したけど、その程度の扱いだったし、やっぱ、エピソードとして、もったいない気がする。

次の巻あたりから、そろそろアニメでは描かれない続きの物語になると思うので、楽しみにしてます。

「DEVILMAN crybaby」第2、3話

第2話「片手で十分だ」

第3話「オレは撮ったんだ!」

順調に面白い。美樹を追いかけていたカメラマンと、変身を撮られたビデオ、その顛末が、結構、ハラハラさせられました。この展開は、原作通りだったっけ? とぼんやり考えていた。

秘密を知ったものに容赦ない了と、そんな彼のやり方を非難するなにげに心の優しい明の対比がよい。

あと一方で、美樹とその友達の間に、なにかぎくしゃくしたものがありそうで、こっちの女の子たちのドラマも気になるところ。次回を待ちます。

米林宏昌、百瀬義行、山下明彦監督 「ポノック短編劇場 ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」

映画21.米林宏昌、百瀬義行、山下明彦監督 「ポノック短編劇場 ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」 (日本・2018)

109シネマズ湘南にて視聴。

カニーニカニーノ」カニを擬人化したキャラデザのセンスが好き。あと、水中で起こるドラマもよい感じ。鳥が魚をくわえるところがいいな。と思う。鳥によって命拾いした生物もいろいろいるんだろうな、と。弱肉強食が世の常とはいえ、強いものが、さらに強いものによって殺されて、弱いものが助かるという、そういうこともあるんだと。

「サムライエッグ」アレルギーって怖いね。ここまで深刻なんだ・・・というのは、なかなか普通の人では気づかないかもしれないので。お母さんは大変です。子供がどうというより、母親のドラマのような気もした。

「透明人間」オダギリジョーをこんなヘタレの役で使っていいのかな? と、なんか心配になった。ファンが怒らない? 透明な人間をあえて動かす作画アニメとしてみるべきなんだろうね。

どれもアイディアとしては面白いけど、やっぱ、短すぎて、物語としてみるには、印象が弱い。もっともっと事件が起こって、ハラハラさせてくれないと、え? もう終わり? という感じにしかならない。

いい歳のオタが数人見に来ているだけの劇場で、「ポノック、ポノック~♪」とかわいらしい声で繰り返す歌が流れてくるのは、ちょっと痛ましいものがあった。子供向けをアピールしたかったんだろうけど、子供なんか一人もいないし。

あるいは、これが「ジブリ劇場」と銘打っていたら、もう少し人が来たかもしれないけど、まだまだスタジオポノック知名度が低い状態で、「ポノック劇場」にしてもちょっと無理があって、もったいない気がしました。3本立てという発想が悪いとは思わないんで、またやってほしいとは思うんだけど。

「フルメタル・パニック!Σ」第1~4巻

コミック12.「フルメタル・パニック!Σ」第1巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック13.「フルメタル・パニック!Σ」第2巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック14.「フルメタル・パニック!Σ」第3巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

コミック15.「フルメタル・パニック!Σ」第4巻 原作:賀東招二 作画:上田宏 キャラクター原案:四季童子 角川コミックスドラゴンJr.

TSR」から「IV」の冒頭まで。漫画で読むのも、なかなか新鮮だ。登場人物のイメージが、微妙にアニメ版とも違う気がするが、これはこれでいいし、アニメになかったセリフが混じっているのは、アニメではカットされた原作にあるエピソードが混じっているからなんだろうな。と思う。

「ふもっふ」の温泉編もしっかり入っていて、なるほど、あの展開は、たぶん、原作通りなんだなあ。と思った。(でなきゃ、漫画版がアニメ版を踏襲したかだけど)

「IV」の冒頭で、二人、かなめと宗介が手をつなぐシーンがあったけど、その時の宗介の想いを漫画で読めるのはうれしい。なるほど、こういう風に考えて、あの行動になるのかと納得した。

基本、漫画版は、宗介視点で追いかけていくみたいだから。これからの展開も楽しみにしてます。続きを待ちます。

「DEVILMAN crybaby」第1話

第1話「おまえが必要なんだ」

夫がネットフリックスに加入したので、視聴が可能になりました。3か月は無料期間があるので入っているけど、その先はどうするかわからないと脅されたので、大急ぎで見たい作品を選んでます。とりあえず、第一候補がこの作品。ようやく見れた。

原作は、あとから出た文庫版で、途中まで読んだけど、夫が「こんな書き直しバージョンを読んじゃだめだ」と取り上げちゃったので、途中までで終わってます。私が知っているのは、子供のころに見たアニメ、東映バージョンの「デビルマン」ぐらいで、あれは好きだったけど、原作とは全然違うのはわかっているつもり。

今回のアニメ版は、もちろん、昔のテレビアニメとは全然違うけど、原作ともずいぶん変更してあるなあ。と思いました。キャラデザとか物語の雰囲気とか。

エログロシーンにも容赦ない描写が入っているのは、さすがにネット専用アニメだけのことはある。と思った。

セックス描写をメタモルフォーゼでごまかすやり方は、そこはかとなく、手塚治虫風味だなあ、という感じもしたかな。この場合は、もっともっと過激に、グロく描いていたけど。

グニャグニャと動かす感じが、この監督らしい気もする。物語が、原作完結までやるというので、続きを楽しみにしてます。次回を待ちます。

「フルメタル・パニック! IV」第12話

第12話「メイク・マイ・デイ

これにて、最終回。いやいや、なかなかきれいに終わったじゃないですか。どうやってまとめる気だろうと思っていたが、宗介とかなめの約束がよかったし、宗介が無事、トゥアハー・デ・ダナンに帰還できたから、見ていても、少しだけ安心できた。

最後に流れた下川みくにの歌もよかったしね。

これなら、続きも楽しみです。次のシリーズで、今度こそ、完結かな~? という予感もあるし、少なくとも、この二人に関しては、ちゃんとハッピーエンドになりそうだから。

その一方で、心配なのは、レナードのことで、この人、自殺願望でもあるのかと思った。自分を殺してくれる相手を探していたという感じなのかな? 大丈夫かね? この人、ちゃんと救われるのかな?

あとの課題は、やっぱ、カリーニン少佐でしょうね。なんであの人、アマルガム側にいるの?? って疑問がまだ解けないし、それも含めて、続きが楽しみですよ。

早く、次のシーズンが来ないかな? ということで、気長に待ってます。まさか、次はまた十年後? ってことだけは、避けてほしいけどね。さすがにそれはないだろう。と思いたい・・・。