星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「太陽の牙ダグラム」第53、54話

第53話「反撃の導火線」

第54話「再びドガへ向けて」

反乱を起こした連邦軍将兵たちとゲリラたちが合流する。連邦軍の武器や将校や将兵も手に入れて、独立運動派の力が増してきた。そうやって、どんどん勢力が大きくなれば、ひょっとしたらひょっとするかも? みたいな流れになってきたけど、どうか。

一方の連邦側だけど、なんとか話し合いで解決したかったレーク・ボイドが、反乱軍を抑えられなかった責任をとって辞任し、強硬派の軍人が新しい行政官になって、人事一掃。

24部隊という新たな強敵も現れて、さて、どうなるか?

「太陽の牙ダグラム」第52話

第52話「アンディ鉱山攻撃命令」

サブタイトルがこれだから、いよいよアンディ鉱山での全面対決になるのかと思っていたら、実態は、攻撃期限までにいかにしてアンディ鉱山から脱出するか? という物語だった。

会話劇だけで、淡々と進めるやり方は、どこか海外ドラマっぽいよね。

「太陽の牙ダグラム」第49~51話

第49話「共同作戦の軋み」

第50話「戦う者の掟」

第51話「見えはじめた亀裂」

連邦軍側の兵士も、8割がデロイア人ということで、軍の内部にも差別意識がある。という話が出てきた。そりゃ、そのうち内部崩壊起こすわ。という感じもするけど、物語がどう展開するかはわからない。

戦場ドラマシリーズ。みたいになってきたけど、個人的には、「多数を助けるために少数を見殺しにしていいのか?」という選択を、戦場で迫られたクリン。というエピソードが印象に残りました。それをやっちゃうと、父親の理屈のほうが正しかったことになる。答えが出ない哲学の問題ですね。

「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」第30話

第30話「ポップの覚悟」

・・・ずっと観たかったシーンには違いないけど、正直、ちょっと期待しすぎた。原作を読んだときには、そりゃびっくりしたし、泣いたかもしれないけど、今となっては、だって、こうなるってわかっていたので、なんの感慨もない。アバン先生が死んだときと同じで、だって、後でまた助かって出てくるよね。みたいな?

とはいえ、ポップがその後、どうやって蘇ったのか、覚えてなくて、確か、レオナ姫が「ザオラルをかけても生き返らない」と言って、泣いていたのだけ覚えている。

「太陽の牙ダグラム」第48話

第48話「その名は解放軍遊撃隊」

クリンの母親って後妻だったのか。上の兄さんたちとは異母兄弟というわけなのね。それこそ、あとからつけたような設定だが、兄さんたちにクリンに対する情愛が薄いのはそのせいもあるのかな?

物語的には、独立運動が組織としての形を取り始めて、その中の一員として組み込まれた太陽の牙が、そうやって命令に従って動くようになることへの疑念がテーマって感じかな? 自分たちで判断して動いていたときよりも窮屈になっていく。ただ、命令に従って動く。名前だけはかっこいいんだけど。

「太陽の牙ダグラム」第46、47話

第46話「術策と機略」

第47話「悲しみの爆走」

リタが死んでしまったことを視聴者は知っているのに、登場人物は知らないわけだから、一生懸命、彼女を探しているジョルジュが哀れだった。最終的には知ることになるけど、口伝えに聞いた情報を信じていいのか? 本当はそこを突っ込みたいけど、まあ、仕方がない。

ある意味、悲恋に終わったジョルジュとリタの生まれ変わり(?)が、バニラとココナだったのかもしれないなあ。と、なんとなく思った。当時、観ていたファンなら喜んだだろうと推測はできる。声優さんつながりで・・・。

「太陽の牙ダグラム」第45話

第45話「夢散らす銃声」

リタ、死亡。この場合、悪いのはラルターフさんじゃないの? と、ちょっと思った。リタが撃たれて、倒れたのを無視して、そのまま列車に乗り込み、荷物の方を確認するとは、優先順位間違ってない? という気がするし、そもそも、ラルターフさんが現れなきゃ、デスタンさんだって発砲しなかったんじゃないかと?

この場合、重要なのは、デスタンさんの最後の一言、「あんた、一度ぐらい、自分でやってみろ!」という恨みですね。使われてばかりの人生。雇い主に対する恨みは、ここに出てくるのか。ラストに対しての伏線にも見える。