星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

読書

「鹿の王 水底の橋」 上橋菜穂子

読書11.「鹿の王 水底の橋」 上橋菜穂子 角川文庫 思いっきりネタバレですが・・・。 何はともあれ、ミラルとホッサルがハッピーエンドでよかった!!

「カモメに飛ぶことを教えた猫」 ルイス・セプルベダ

読書10.「カモメに飛ぶことを教えた猫」 ルイス・セプルベダ 白水社白水Uブックス 「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願ったものが、全力で挑戦した時だけだ。ということ」 それが一番大切なことだと、物語はしめくくり、その言葉が一番自分的…

「人間の土地」 サン・テグジュペリ

読書9.「人間の土地」 サン・テグジュペリ 新潮文庫 郵便飛行の歴史には詳しくないので、主人公たちが、どこからどこへ向かって飛んでいるのかが、よくわからなかった。サハラ砂漠を超えるからには、ヨーロッパからアフリカ方面に向かっているのだろうか? …

「かもめのジョナサン」 リチャード・バック

読書8.「かもめのジョナサン」 リチャード・バック 新潮文庫 有名タイトルだけど、内容は知らなかったので、初めて読んで、こんな変な話だったとは! と思って、困惑している。(PART4を含む完成版を読みました。) ネタバレ有りで書くけど、ジョナサンが変…

「イザベラ・バードの日本紀行」上巻 イザベラ・バード

読書7.「イザベラ・バードの日本紀行」上巻 イザベラ・バード 講談社学術文庫 漫画「ふしぎの国のバード」を読んだ勢いで、原作(と言っていいのかな?)を読んでみる。非常に丁寧に描写された明治日本の情報に感心する。旅をしながら、よくもまあ、こんな詳…

「鹿の王」第4巻 上橋菜穂子

読書6.「鹿の王」第4巻 上橋菜穂子 角川文庫 地球規模の視線で見れば、人間は細菌みたいなもので、国と国との争いごとも、一種の病なのか、怪我なのか、捕食なのか。そうやって、食ったものも食われたものも、いろんな形に変化していく。そんなことを考えま…

「鹿の王」第3巻 上橋菜穂子

読書5.「鹿の王」第3巻 上橋菜穂子 角川文庫 病気との戦いの物語だと思っていたが、もっとマクロな視点で、病気を人為的に起こさせるように働く、後ろ側で糸を引くものが存在し、故郷を追われた人間たちのそれぞれの想いがつづられていく。国が侵略され、今…

「鹿の王」第2巻 上橋菜穂子

読書4.「鹿の王」第2巻 上橋菜穂子 角川文庫 「命あるものはみな、いずれ死にまする。大切なのは、与えられた命をいかに生きるかであって、長短ではござりませぬ」 このセリフを見た時に、手塚治虫の「ブッダ」や「火の鳥」「ブラックジャック」を思い出し…

「鹿の王」第1巻 上橋菜穂子

読書3.「鹿の王」第1巻 上橋菜穂子 角川文庫 疫病の蔓延した世界、が舞台と聞いていたので、このタイミングで読んでみる気になった。第1巻では、まだ病気が冒頭にしか出てこないので、状況説明と登場人物の紹介という感じだけど、さすが上橋先生の世界観の…

「キノの旅−the Beautiful World−」第13巻 時雨沢恵一

読書2.「キノの旅−the Beautiful World−」第13巻 時雨沢恵一 電撃文庫 10年ぶりに「キノの旅」を読む気になって、続きから読んでみたものの、毒気が強すぎて、なんだか後味が悪い作品ばかりで、あんまりおもしろいと思えなかった。

「ジャン・クリストフ」第2巻 ロマン・ロラン

読書1.「ジャン・クリストフ」第2巻 ロマン・ロラン 岩波文庫 自分の主義主張を正しいと信じて、周囲に言いふらし、みんなを機嫌悪くさせて、どんどん追い詰められていくクリストフの姿が、あまりに痛すぎて、少しは周りの空気読めよ、お前・・・とこちらは…

「ジャン・クリストフ」第1巻 ロマン・ロラン

読書33.「ジャン・クリストフ」第1巻 ロマン・ロラン 岩波文庫 小学生の時に、子供向けの簡略版を読んで好きだったので、中学生の時に、図書室で借りて、完全版を読んだことがあります。その時も、読み終えて、面白かったという印象が残っていたので、40…

「カストロとゲバラ」 広瀬隆

読書32.「カストロとゲバラ」 広瀬隆 集英社インターナショナル新書 キューバ危機について、勉強したくて読んでみました。なぜ、そういう状況に陥ったのか? と。いろいろ歴史が詳しく書かれていて参考になります。カストロとゲバラについても、名前を知って…

「次郎物語」下巻 下村湖人

読書31.「次郎物語」下巻 下村湖人 新潮文庫 軍国主義、全体主義の流れが強くなる中、そこに逆らってまで、青年たちの自主自立のための塾を開きたいと頑張っていた人々がいたことに感心した。 何も考えずに、命令に従い、国のために死ぬことだけが大事だと、…

「山本五十六」 半藤一利

読書30.「山本五十六」 半藤一利 平凡社ライブラリー 山本五十六の名前は聞いたことがあったけど、どんな人かは全然知らなかったので、勉強になった。太平洋戦争についての知識が足りなくて、なかなか読み進むことができなかったが、ようやく読了。この本は…

「次郎物語」中巻 下村湖人

読書29.「次郎物語」中巻 下村湖人 新潮文庫 第3部、第4部を収録。次郎も中学生になって、だんだん、深く物事を考えるようになってきた。いろんな出来事から、人間を学ぶ機会が増えて、読んでいるこちらも一緒に勉強させられている気分になる。 この作品っ…

「次郎物語」上巻 下村湖人

読書28.「次郎物語」上巻 下村湖人 新潮文庫 「次郎物語」は第5部まであるのだけれど、上巻では、とりあえず、第1部と第2部を収録。この物語は、小学生の時に第1部の簡略版を読んで、感想文を書いた記憶がある。完全版を読みたくて、中学生の時、図書室…

「北風のうしろの国」 ジョージ・マクドナルド

読書27.「北風のうしろの国」 ジョージ・マクドナルド ハヤカワ文庫 子供のころ以来の再読。子供のとき読んだ本は、子供向けの簡略版だったので、今度の本は、完全版だろう。と思う。昔、読んだ時は、こんなに長い本ではなかった気がするし、途中に挟まれる…

「ベトナム戦記」 開高健

読書26.「ベトナム戦記」 開高健 朝日文庫 少し前に読んだ本の何冊かに、やたら開高健の名前を見るし、そう思っていたら、古本屋にあったので、これも何かの縁だ。と思って、読んでみた。 けど、ベトナム戦争には詳しくないし、どこがどうなって、南北で戦っ…

「ポセイドン」下巻 ポール・ギャリコ

読書25.「ポセイドン」下巻 ポール・ギャリコ ハヤカワ文庫 これは素晴らしかった! 文句なく、非常に面白かった。特に、ラストの落ちが秀逸。 以下、ネタバレ注意。 ラストシーンで、彼らが助かるだろうというのは予想の範囲だったものの、まさか別のグルー…

「ポセイドン」上巻 ポール・ギャリコ

読書24.「ポセイドン」上巻 ポール・ギャリコ ハヤカワ文庫 有名な映画版は、新旧とも未見。だけど、この本は、有名な映画の原作だからではなく、あくまで、ポール・ギャリコの作品だから、手に取ったつもり。思いのほか、面白いので、あとで、映画版も見て…

「国境のない生き方 私をつくった本と旅」 ヤマザキマリ

読書23.「国境のない生き方 私をつくった本と旅」 ヤマザキマリ 小学館新書 最初のうちこそ、この作者の体験してきたことに「すごいな~」と感心しながら読んでいたけど、だんだん、ただの自慢話のように見えてきて、最終的には、「そんなんで、人生、楽しい…

「アロハ魂」  小林聡美

読書22.「アロハ魂」 小林聡美 幻冬舎文庫 たまには女性の旅行記を、と思って、読んでみた。まあ、いわゆる普通の女性が、みんなでワイワイハワイで過ごした記録。という感じ。個人的には、こういうノリには入っていけないというか、苦手なんで、こういう旅…

「ほんものの魔法使」  ポール・ギャリコ

読書21.「ほんものの魔法使」 ポール・ギャリコ ちくま文庫 面白かったです。登場人物のうち、一番、人間らしいキャラとして描かれたのは、ニニアンなんだろうなあ。と思いました。臆病者のニニアン、臆病さゆえに卑怯者のニニアン。その痛々しさ、こっけい…

「思い立ったらマチュピチュ 旅ガールが教える、ガイドに載らない旅ワザ」  歩りえこ

読書20.「思い立ったらマチュピチュ 旅ガールが教える、ガイドに載らない旅ワザ」 歩りえこ 宝島SUGOI文庫 この著者には詳しくないが、女一人で、世界93か国をめぐったという肩書はすごいな、と思う。彼女が書いた旅の指南書。 個人的には、当面、海外旅行…

「猫語の教科書」  ポール・ギャリコ

読書19.「猫語の教科書」 ポール・ギャリコ ちくま文庫 猫が書いた猫のための、人間の家を乗っ取る方法。ほか、人間はどういう生き物なのか? の解説付きで、人間をいかに猫のために尽くさせるかの指南本。よくできてます。人間は、猫を飼っていると思ってい…

「夜の木の下で」  湯本香樹実

読書18.「夜の木の下で」 湯本香樹実 新潮文庫 ちょっと切ない系のきれいな短編集。様々な人々のそれぞれの人生が語られて、なかなか感動的にまとめてあります。こういうの、好きです。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」  村上春樹

読書17.「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 村上春樹 文春文庫 ぎりぎりのところでファンタジーに逃げていない村上作品。珍しい。のかな? しかし、謎から謎へ、物語を引っ張るうまさはさすがで、続きが気になって、一気に読み進めることができた…

「神の子どもたちはみな踊る」  村上春樹

読書16.「神の子どもたちはみな踊る」 村上春樹 新潮文庫 阪神大震災を題材にした6つの短編集。まあ、そこそこ面白いかな? でも、まあ、ちょっと不思議な話程度というか、普通だよねえ。などと、侮りながら、読んでいたら、5作目の「かえるくん、東京を救…

「東京奇譚集」  村上春樹

読書15.「東京奇譚集」 村上春樹 新潮文庫 東京を舞台にした世にも奇妙な物語5本って感じ。面白かったけど、取り立てて、特別すごいと感銘を受けたわけでもなく、淡々と読み切りました。さらりと読めるのはさすが。