星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

読書

「週末ちょっとディープなタイ旅」 下川裕治

読書16.「週末ちょっとディープなタイ旅」 下川裕治 朝日文庫 タイ旅とあるけど、ラストの方ではラオスについても解説があった。いつもながら、それぞれの国の状況を丁寧に説明してくれて、勉強になります。 今回の本では、タイの乗り物として、あまり日本人…

「坂の上の雲」第2巻 司馬遼太郎

読書15.「坂の上の雲」第2巻 司馬遼太郎 文春文庫 日清戦争、米西戦争などの解説があった。どちらもそんなに詳しくない歴史なので、興味深く読ませてもらいました。「どういう家来がいくさに強いか?」という質問に対して、「戦場でほんとうに必要なのは、…

「蝿の王」 ウィリアム・ゴールディング

読書14.「蝿の王」 ウィリアム・ゴールディング 新潮文庫 ジャックはリーダーになりたかった。うまくやれる自信も持ってた。なのに、みんなが選挙で選んだのはラーフだった。それが気に食わない。なんで、あんな奴が・・・。 一方で、ラーフは、あんまり深く…

「坂の上の雲」第1巻 司馬遼太郎

読書13.「坂の上の雲」第1巻 司馬遼太郎 文春文庫 ドラマ版は未見。どんな話か全然知らなかったけど、幕末を過ぎて、明治時代を勉強したかった私にはちょうどいいです。初期の方は、この間まで読んでいた「翔ぶが如く」と時代的に若干かぶっているので、幕…

「動物農場」 ジョージ・オーウェル

読書12.「動物農場」 ジョージ・オーウェル 角川文庫 「動物農場」「象を射つ」「絞首刑」「貧しいものの最期」の4作品を収録した短編集。本編は、すぐに読み終わったものの、解説やあとがきがえらく長くて、しつこくて、そっちを読むほうが大変でした。 読…

「炎路を行く者 守り人作品集」 上橋菜穂子

読書11.「炎路を行く者 守り人作品集」 上橋菜穂子 新潮文庫 ヒュウゴの過去話。帝の盾の息子として生まれ、自分もそうなるように教えられ、育てられてきたのに、国の滅亡を目の当たりにして、すべてが変わってしまった。状況の変化を生々しく筆致する作者の…

「四畳半神話大系」 森見登美彦

読書10.「四畳半神話大系」 森見登美彦 角川文庫 テレビアニメ版は全話視聴済みです。アニメを見たときに原作も買ってきたんだけれど、今まで読み損ねてました。今更ではあるけど、先日、「夜は短し歩けよ乙女」をアニメを見て、原作を読んだついでに、勢い…

「流れ行く者 守り人短編集」 上橋菜穂子

読書9.「流れ行く者 守り人短編集」 上橋菜穂子 新潮文庫 発売日に本屋で買った割に、ずっと積んでいた本。外伝に2冊めがあるなら、一緒にまとめて読みたいよね、と思ってしまったせいで、「炎路」が文庫落ちするまで待ってました。 で、ようやく読んだけど…

「planetarian ちいさなほしのゆめ」 涼元悠一

読書8.「planetarian ちいさなほしのゆめ」 涼元悠一 VA文庫 原作ゲームはプレイ済み。アニメ版もOVA版と劇場版、両方見てます。 原作ゲームのおまけとして書かれたという短編集だけれど、非常に良くできてました。「エルサレム」を読んで、「星の人」…

「ロボット・イン・ザ・ガーデン」 デボラ・インストール

読書7.「ロボット・イン・ザ・ガーデン」 デボラ・インストール 小学館文庫 カスバート兄妹のもとに女の子が来たように、アルムおんじのもとに孫娘が来たように、パズーのもとにシータが空から降ってきたように、タングもまたベンのもとにやってきたんだと思…

「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦

読書6.「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦 角川文庫 劇場アニメ版は視聴済み。内容を忘れないうちにと思って、原作を読んでみたけど、随分奇想天外なストーリーだなあ? と思っていたアニメ版だが、これでそのまま、原作通りだったとは思わなかった。それだ…

「The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day」 乙一 原作:荒木飛呂彦

読書5.「The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day」 乙一 原作:荒木飛呂彦 集英社文庫 「ジョジョ」第4部を素材にしたコラボ小説という企画で、アニメ版を見た勢いで読んでみたけど、これはあんまり「ジョジョ」でやる意味がなかったというか、…

「翔ぶが如く」第10巻 司馬遼太郎

読書4.「翔ぶが如く」第10巻 司馬遼太郎 文春文庫 全10巻、読了。一昨年の11月から読み始めたから、1年半近くもかけてせっせと読んでいたけど、ようやく読み終わりました。時間がかかったけど、読み終えて満足。長かった西南戦争がようやく終結したし…

「一瞬と永遠と」 萩尾望都

読書3.「一瞬と永遠と」 萩尾望都 朝日文庫 萩尾先生の文章は、エッセイですら、リズミカルで美しく、物語的だなあ。と思った。

「セブン・イヤーズ・イン・チベット チベットの七年」 ハインリヒ・ハラー

読書2.「セブン・イヤーズ・イン・チベット チベットの七年」 ハインリヒ・ハラー 角川文庫ソフィア 非常に読み応えのあるいい本でした。ヒマラヤ登頂のためにインドに渡った登山家が、戦争が始まったために帰れなくなり、抑留されて、自由を得るために脱走…

「翔ぶが如く」第9巻 司馬遼太郎

読書1.「翔ぶが如く」第9巻 司馬遼太郎 文春文庫 去年の11月から読み始めたにも関わらず、読書意欲がわかなくて、ちっとも読み進まず、3月になってから、もう一度最初から読み直して、ようやく読み終わった。記録的に、時間かかったわ。 物語自体がつま…

「週末ちょっとディープな台湾旅」 下川裕治

読書29.「週末ちょっとディープな台湾旅」 下川裕治 朝日文庫 時間がかかったけど、ようやく読了。今回は、いつにもまして、食べ物の話が多かったと思う。 蒋介石の銅像が大量においてある公園と、監獄島だった緑島の話が印象に残りました。

「ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行」 下川裕治

読書28.「ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行」 下川裕治 中経の文庫 ユーラシア大陸を最南端駅から最北端駅まで列車で旅した記録。正確には、列車で通過できない箇所もあり、車で越えたり、寄り道したり、いろいろあるけど、その分だけ読み応えがあって…

「翔ぶが如く」第8巻 司馬遼太郎

読書27.「翔ぶが如く」第8巻 司馬遼太郎 文春文庫 いよいよ、西南戦争勃発。この物語は、結局、西南戦争が何故起こったのか? どんな戦争だったのか? を描き、西南戦争をテーマにした話だったんだなあ。と、わかった。たぶん、この先、その結果、どうなっ…

「週末シンガポール・マレーシアででちょっと南国気分」 下川裕治

読書26.「週末シンガポール・マレーシアででちょっと南国気分」 下川裕治 朝日文庫 シンガポール、マレーシアの歴史を踏まえた解説旅行記。シンガポールの徹底したグリーン&クリーンは、リー・クアンユーの独裁政権が作り上げたもの。汚れのないきれいな街…

「翔ぶが如く」第7巻 司馬遼太郎

読書25.「翔ぶが如く」第7巻 司馬遼太郎 文春文庫 鹿児島の緊張が高まって、いよいよ西南戦争勃発寸前。そこに至るまでの状況の流れを、時系列を追って、順番に丁寧に解説してくれる。今までの物語がすべてこのための伏線で、西郷隆盛が、状況に追い詰められ…

「翔ぶが如く」第6巻 司馬遼太郎

読書24.「翔ぶが如く」第6巻 司馬遼太郎 文春文庫 こうしてみると、明治の初期というのは、政府と反政府運動との戦いの歴史であり、その中で、治安維持のために警察が組織されたり、彼らの熱を抑えるために征韓論が出てきたり、台湾出兵が行われたりしたんだ…

「週末台湾でちょっと一息」 下川裕治

読書23.「週末台湾でちょっと一息」 下川裕治 朝日文庫 「翔ぶが如く」に台湾の説明が出てきたので、なんとなく再読したくなった。こっちの本にも台湾の歴史説明があったかな~? と思って。 とはいえ、さすがに明治期の歴史解説は少なく、「翔ぶが如く」と…

「翔ぶが如く」第5巻 司馬遼太郎

読書22.「翔ぶが如く」第5巻 司馬遼太郎 文春文庫 一言で言うと、大久保さんが頑張る話。日本国内にある反政府運動の力を抑えるために、征韓論があったわけだけれど、それができないとなると、征台論が生まれる。どちらにしても、清国が黙ってないわけで、大…

「これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学」 マイケル・サンデル

読書21.「これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学」 マイケル・サンデル ハヤカワ文庫 哲学の本なんで、読みづらくて、難しかったけれど、時間をかけてなんとか読み切った。最終的に著者が下した結論として「議論の大切さ」には納得する…

「翔ぶが如く」第4巻 司馬遼太郎

読書20.「翔ぶが如く」第4巻 司馬遼太郎 文春文庫 江藤新平の佐賀の乱と、それに続く征台論について詳しく描く。どちらも学校では習わなかった歴史なので、こんなことがあったんだ~と、成り行きを興味深く読ませてもらいました。明治新政府の混乱ぶりがよ…

「翔ぶが如く」第3巻 司馬遼太郎

読書19.「翔ぶが如く」第3巻 司馬遼太郎 文春文庫 征韓論を巡って、大久保利通と西郷隆盛が激突。二人の議論には誰も口を挟めず、お互いに言いたいことを言い合ったあとは、翌日は二人とも欠席。討論としては、大久保側が有利だったのに、現実的には西郷の…

「幕末・維新 シリーズ日本近現代史①」 井上勝生

読書18.「幕末・維新 シリーズ日本近現代史①」 井上勝生 岩波新書 再読です。今までの概念をひっくり返したと言うことで話題になったシリーズだけれど、前に読んだときには、よくわからなかった。単に、明治政府を批判して、徳川幕府よりなんだなあ? と思っ…

「また、同じ夢を見ていた」 住野よる

読書17.「また、同じ夢を見ていた」 住野よる 双葉社 自分で自分のことをかしこいとしつこいまでに言い切っている主人公には、多少辟易する部分もあったものの、最後まで読めば、この性格でないと、この物語にはならなかったんだなあ。と納得した。 「幸せと…

「君の膵臓をたべたい」 住野よる

読書16.「君の膵臓をたべたい」 住野よる 双葉社 余命わずかな少女と、その秘密を知ってしまった少年の物語ってことで、基本的にはよくあるパターンを踏んで、手順通りに書かれているなあ。という感じだったけど、それでも胸を打つのは、コミュニケーション…