読書
読書21.「風と共に去りぬ」第4巻 マーガレット・ミッチェル 新潮文庫 「スカーレットは悪くなんかありません。彼女はただ、すべきと思うことをしただけよ。同じように男性たちも、すべきと思うことをしたの。人間にはそれぞれ己のなすべきことがあるし、し…
読書20.「風と共に去りぬ」第3巻 マーガレット・ミッチェル 新潮文庫 順調に面白い。タラを守るために、なりふり構わず頑張るスカーレットのたくましさに感心する一方、彼女の悪女としての見せ場もちゃんと用意されている所が良いな。と思った。 レット・バ…
読書19.「風と共に去りぬ」第2巻 マーガレット・ミッチェル 新潮文庫 スカーレットのアトランタでの生活と、その破綻。戦争はまだ遠いことだと思っていたのに、どんどん近づいてきて、一気に押し寄せてくる。その怖さが、迫力と臨場感を持って、迫ってきま…
読書18.「手にとるように民俗学が分かる本」 岸祐二 かんき出版 だいぶ前に買って積んでいた本。なんとなく、読みたくなって、ちまちまと進めていた。古い日本の風習が丁寧に説明されていて、勉強になりました。面白かったです。
読書17.「風と共に去りぬ」第1巻 マーガレット・ミッチェル 新潮文庫 少し前に読んだ「アトム今昔物語」にスカラさんだの、バトラーだの、明らかにこの作品の影響下にあるキャラクターが出てくるので、気になって、読んでみたくなった。タイトルは有名だけ…
読書16.「あすなろ物語」 井上靖 新潮文庫 初読は中学生の時。「あすは檜(ひのき)になろう、あすは檜になろうと一生懸命考えている木よ。でも、永久に檜にはなれないんだって! それであすなろうと言うのよ」このセリフが強烈な印象を残し、40年経っても…
読書15.「ハイスクール・オーラバスター外伝集 アンダーワールド・クロニクル」 若木未生 トクマノベルズ 同人誌やおまけペーパーなどに書かれていた掌編をまとめたもの。読み逃していた作品も多いので、1冊にまとめてくれたのは助かりました。 どんなに短…
読書14.「ハイスクール・オーラバスター・リファインド 最果てに訣す the world」 若木未生 トクマノベルズ これにて、完結。思いの外、きれいにちゃんと終わって、放心状態。ああ、終わっちゃったなあって。 30年にわたって親しみのあった六本木のマンシ…
読書13.「ハイスクール・オーラバスター・リファインド 千夜一夜の魔術師 the magician」 若木未生 トクマノベルズ 十九郎が意識不明の間のジョーアツの物語と、その後の水沢くんの物語で中編二本立て。 どっちも非常に良かったですけど、自分は水沢ファンな…
読書12.「ハイスクール・オーラバスター・リファインド 白月の挽歌 the confessor」 若木未生 トクマノベルズ 幻将皓と十九郎は、伽羅王と闘いたい・・・という想いでは一致していたということなのか。ただ、やっぱり、どう考えても、十九郎の気持ちは分かり…
読書11.「ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion」 若木未生 トクマノベルズ 再再読のはずなんだけど、微妙に忘れているので、十九郎の気持ちについて考えている。希沙良のお守りに疲れたというのはわかるとしても、それで、な…
読書10.「ハイスクール・オーラバスター オメガの空葬」 若木未生 集英社コバルト文庫 オーラバスター完結記念に、3度めの再読。完全版から読み直したおかげで、幻将皓との因縁含めて、十九郎の気持ちが少しはわかったような気がする。
読書9.「イトウの恋」 中島京子 講談社文庫 「ふしぎの国のバード」を読んだ勢い、伊藤の話が読みたくて、購入。まあ、こちらは名前も微妙に変えてあるから、あの伊藤ではないよ。あくまで創作だよ。と、念押しされてはいるけど。 明治時代から現代まで続く…
読書8.「オーラバスター・インテグラル ファウスト解体」 若木未生 トクマノベルズ 「オーラバスター」完結記念に読み直しているが、昔、読んだときも面白くなかったという印象が残っていたが、もう一度、読み返しても、やっぱり、あんまり面白いと感じない。…
読書7.「ハイスクール・オーラバスター 完全版 ビギンズ」第2巻 若木未生 朝日ノベルズ コバルト文庫版から数えて、3度めの再読。やっぱり、何度読んでも良くできていると思います。「十字架の少女」も「迷える羊に愛の手を」も。ラノベらしいラノベという…
読書6.「吟遊詩人ビードルの物語」 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 「ハリポタ」世界の中で、魔法使いの子どもたちに語り継がれているという童話集。見事に子供向けの童話に成り立っていて、ちゃんと魔法世界の解説までついているという念の入れ…
読書5.「ハリー・ポッターと死の秘宝」7-3 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 最終決戦あたりは、一気に読みました。面白かったです!
読書4.「ハイスクール・オーラバスター 完全版 ビギンズ」第1巻 若木未生 朝日ノベルズ 「オーラバスター」完結の報を聞いて、この際、最初から読み直そうと思いました。コバルト文庫版はほとんど処分してしまったので、持っている分だけですが。 完全版を…
読書3.「ハリー・ポッターと死の秘宝」7-2 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 分霊箱を探すハリーの旅は、危機また危機の連続で、ハラハラさせられっぱなしで、読み応えがある。 ロンに対してささやきかける「お前の母親は娘が欲しかったのだ」…
読書2.「ハリー・ポッターと死の秘宝」7-1 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 偉大な人が亡くなったあと、マスコミがあることないこと書き立てて、「ダンブルドアの真実」と謳い文句にして、本を出す。ってのが、いかにもありがちのことに見えて…
読書1.「北の海」下巻 井上靖 新潮文庫 「しろばんば」から始まる井上靖氏の自伝的三部作、これにて完結。正直、もっとずっと読んでいたかった。洪作くんがいよいよ台湾に旅立ったところで終了したが、両親の元へ行ったところで、ちゃんと受験勉強できたのか…
読書25.「ハリー・ポッターと謎のプリンス」6-3 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 もはや、古い作品と言っていいんだろうから、ネタバレ全開で書くけど。 ダンブルドアが死んでしまったことが一番ショック。しかも、スネイプ先生が殺しただと!…
読書24.「北の海」上巻 井上靖 新潮文庫 北の海というのは、金沢から見た日本海のことなんだね。沼津や伊豆から見て、金沢が北になる。それだけ遠くなんだろうけど、主人公が、金沢に向かう列車に乗って、東海道線を米原で北陸線に乗り換えたことになんか感…
読書23.「ハリー・ポッターと謎のプリンス」6-2 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 少しずつ明らかになってくるヴォルデモート卿の過去。 マルフォイは何を企んでいるのか? 色々気になるけど、まだ教えてもらえないから、続きを待ちます。
読書22.「ハリー・ポッターと謎のプリンス」6-1 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 さて、二重スパイのような役割を果たしているスネイプ先生だけど、人気があるのは知っているので、単なる悪役には終わるまいと思っているよ。たぶん、ギリギリ…
読書21.「夏草冬濤」下巻 井上靖 新潮文庫 洪作くんの学生生活は続く。ずっと一緒だった二人の友だちと喧嘩したり、別れたり、ひとつ年上の少年たちの仲間に加わったり、上流家庭の子供の家にごちそうになりに行ったり、下宿する寺を覗きに行ったり、いろん…
読書20.「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」5-4 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 そうすれば、僕はまたシリウスに会える・・・。もうね、この一言が入っているだけで、こちらの気持ちはグラグラ来ちゃって、反射的にもらい泣きですよ。ハリ…
読書19.「夏草冬濤」上巻 井上靖 新潮文庫 「しろばんば」続編。「しろばんば」の時点で小学生だった洪作くんも、今は中学3年生です。中学生の洪作くんも、可愛くていい。 そのまま物語が続いているから、当時、小学生だった子供達が、みんな持ち上がりで同…
読書18.「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」5-3 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 やっぱさ、子供にとって、父親は、立派な人であってほしかったというか、ましてや、ハリーにとっては、赤ん坊のときに死んじゃった人で、生きていてほしかっ…
読書17.「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」5-2 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫 ハーマイオニーは、本当に頼りになるなあ。と、感心する。彼女に任せておけば、大概のことは大丈夫なんじゃないかと思えるぐらい。それに比べると、ロンやハ…