星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ヤング ブラック・ジャック」第3話

第3話「脱走」

今回も、物語としては悪くなかった。あいかわらず、岡本先輩がなんかやだなあ。という感じがするが、こういうキャラだから仕方がない。

ひどいと思ったのは、とりあえず、第1話だけだったか。その分、第1話との間に矛盾が出ちゃって、医学生が手術をしちゃいけないというのなら、そもそも、あの子供も無理して手術する必要なんかなかったんじゃないのか? 手足を繋がなきゃ、命にかかわるという問題でもなかったわけだし。そういうのをアニメ版ではセリフで言わせちゃっているのよ。確認したけど、原作はその問題をなにげにスルーしちゃったからね。

第3話では、活動家のエゴが中心に描かれていて、さすがに気味悪かったが、リーダーが女性で、それを岩根山ルリ子で表現したのがなんかいいなあ。と思った。この手の活動で、正義感が無駄に強いのは、やっぱり女性なんだな。と思うしね。

「ヤング ブラック・ジャック」第2話

第2話「拉致」

第1話だけで切っちゃうのは、もったいないから、とりあえず、第2話も見てみたけど、今度は面白かった。変なふうなギャグも入らないし、緊張感のあるストーリー展開が非常に良い。岡本先輩がいないだけで、随分雰囲気が違う。やっぱ、この世界観に、女は邪魔だよね。

とにもかくにも、藪先生が良かった。「はざま」「はざま」って、やけに心配して、必要以上に親身になってくれているのが、なんかやさしくていいじゃん? この人、いい人だなあって思ったよ。

物語自体も、心臓移植をネタにしたものだし、原作は読んでいるから落ちも知っていたんだけれど、それでも、この展開は、どうなることかとヤキモキするし、キャラクターの心情の移り変わりが見て取れて、「娘を救うために仕方がない」と思っている父親の、それでも「死にたくない」という思いが伝わって、胸を打つものがあった。

違和感なく、きれいに見ることができたので、良かったと思います。この調子なら、続けてみていけるかな? と思いました。次回を待ちます。

「ヤング ブラック・ジャック」第1話

第1話「医者はどこだ!」

原作コミックスは、出ているだけ全部既読。(現時点で11巻まで)。

アニメ版が話題になった時に購入した割に、アニメ版は見ていなかったので、初めて視聴してみたけど。正直、これは、うーん・・・という感じで。

原作の良さが生かされていない。せっかく、手塚臭さを減らして、現代風にスタイリッシュな絵柄になって、物語の雰囲気ももとの「ブラックジャック」の匂いを消してあるのに、そこが良かったのに、わざわざアニメ版は、手塚治虫の漫画版を意識して、絵柄も手塚調が強くなっているし、最悪なのは、岡本さんがなにげに手塚漫画を意識したようなギャグっぽい動きをやったことで、そういうのを見ると、恥ずかしいからやめてくれよ~!! と、身悶えしたくなる。

原作の第1話が短いので、おまけのシーンを色々入れてきたんだろうけど、そのせいかどうか、かえって間延びしちゃって、なんだか展開が野暮ったく見えるし、この人すごいすごいと、ずっと言っている岡本先輩がウザく見えて仕方がない。

この作品をこれからも視聴継続していいのかどうかで、ちょっとかなり迷い中。仕方がないから、付き合ってみるか? どういうふうに直してほしいのか、自分がどう思うのか、整理したいという気持ちもあるし、そんなことをやってないで、とっとと次の作品に行ったほうがいいのか、うーん? という感じでグラグラしてます。

「逆転裁判~その「真実」、異議あり!」第24話

第24話「さらば逆転 Last Trial」

最終回。弁護士と検事の役割は何か? という話を、真実を突き止めることだ。として、きれいにまとめたところが良かった。どっちが勝っても、勝てばいいというものでもないという話で、そこに冥を絡ませるところも良かったと思う。

旅立つ冥を空港に送るときに、ミツルギ検事とのツーショットがあるのはいいけど、個人的には、冥は、あんなふうに泣いちゃいけないと思う。あんなふうに泣いたら、狩魔冥ではなくなるのよ。その途端に、偽物になっちゃうのよ。彼女は、あくまで強気でなきゃいけないと、私は思うけどね。

まあ、そこだけちょっと引っかかったけど、きれいに終わったから、まあ、いいかな?

どうでもいいけど、この作品は、最後まで糸鋸刑事に冷たかったなあ。というのは、ちょっと書いておこう。だって、糸鋸刑事こそ、この作品の最重要キャラでしょ? と、個人的には思うのに、扱いが悪すぎるよ。かわいそうだったよね、ノコちゃん・・・。

「逆転裁判~その「真実」、異議あり!」第23話

第23話「さらば逆転 3rd Trial」

気のせいか、前回辺りから妙に演出に気合が入ってきたというか。

今回は、ミッちゃんがなるほどくんに紅茶を淹れるシーンがあって、ミツルギ検事の部屋で、二人きりで、「それを教えてくれたのは君だ」とかなんとか、あやしげな会話しながら、仲よさげに飲んでいるのよ。なんか、妙なファンサービスを入れてきたなあ。と思った。

「逆転裁判~その「真実」、異議あり!」第22話

第22話「さらば逆転 2nd Trial」

なんとなくだが、今までの中で一番良かったと思う。物語の流れに不自然さがなくて、スムーズに見れる。ドラマの作り方がこなれてきた感じ。こんなラスト間際になって、今更・・・とも思うけど、ゲーム原作を自然な感じに見えるようにアニメ化するのは、やっぱり難しいんだろうから、仕方がない。ましてや、ものが「逆転裁判」だし・・・。

殺人事件の謎の引っ張りがうまかったし、証人が証言を拒否する上に、時間もない。真宵ちゃんを助けなきゃいけないのに、という焦りも加わって、どうなるんだろう? と物語を追いかけることができた。

真宵ちゃんが捕まっている屋敷でのニアミスも、ギリギリで助けられないじれったさがあってよかったし、虎狼死家左々右エ門との接触も、見ているこちらはわかるのに、登場人物は知らないという王道の展開を楽しむことができた。

弁護士としてのなるほどくんの存在価値が揺らぐ話として、ラストを締めるのも悪くないし、あと最終回まで2話なら、楽しみにしてます。次回を待ちます。

「逆転裁判~その「真実」、異議あり!」第21話

第21話「さらば逆転 1st Trial」

新たな殺人事件、発生。原作ゲームはプレイ済みなので、キャラや事件の流れには見覚えがあるものの、ストーリーや犯人は全然覚えてなかった。ええと? 結局、これって、誰が犯人だったっけ? ぐらいなもの。

あの男、ミツルギ検事が戻ってきた。なんかまあ、もったいぶるのも大概にしろという感じの登場でしたね。まあ、いいけど。

程よく内容を忘れているから、復習のために見てみますよ。続きも楽しみです。