星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第15話

第15話「足跡のゆくえ」

テイワズから運ぶように言われた積み荷に、武器弾薬が入っていて、それを依頼したのは、クーデリアの支援者であるノブリス・ゴルドン。ってことは、テイワズとノブリスもつるんでいると見ていいのかな? クーデリアはどこまでも利用される立場で。フミタンをクーデリアの監視役として置いたのも、ノブリスだと明らかになった。

味方に見えた人もみんな敵だと解釈すべきか、子供なんか、常に大人に利用される立場なのか。

労働者の暴動も統制局によって、予定されたもので、そうやって、詰将棋のように世の中が動いていく。それを垣間見せてくれたのは面白いと思う。

ただ、仮面の男の登場は、恥ずかしいだけだな。声が同じだからマクギリスっぽいけど、なんでわざわざ仮面をつけなきゃいけないのか。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第13、14話

第13話「葬送」

第14話「希望を運ぶ船」

マサヒロを含む死者たちのお葬式をやる流れは、非常に良かった。宇宙で上げる花火もなかなか感動的。死者を悼む儀式は、生者のためにはやはり必要だと思うし、死んだらそれっきりだったファーストガンダムを思えば、ずいぶん、遠くへ来たような気もする。

総集編を挟んで、いよいよ2クール目に突入。鉄華団の船も地球圏に入ってきました。早速、いいように騙された形だけれど、フミタンの正体がだんだん顕になってきたのはいいね。どこからどう見ても、スパイだよねえ。と思っていたが、彼女の後ろにだれがいるのかは気になるところです。続きを待ちます。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第12話

第12話「暗礁」

デブリ地帯での戦いなど、もはやゲーム画面のマップにしか見えない。こういう場面があって、こう味方の陣を配置して、こういう敵と戦うのか~ってあたり、「スパロボ」の一場面でも見ているような気分になってくる。この作品では、最初からそれを感じるんだけれど、今時の作品はみんなそうなのかもしれないね。

マサヒロ、死亡。この弟は、どうせ助からないだろうなあ。と思っていたら、そうなった。お約束どおりの展開をやっているようにみえるし、画面的にはそれなりに感動的なはずなのに、実際に見ていて、感動しないのは、なぜなんだろうなあ? と考えていた。なんだか、全部が計算されたシナリオ通りという感じがするからな?

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第10、11話

第10話「明日からの手紙」

第11話「ヒューマン・デブリ

アキヒロに生き別れの弟がいて、名前がマサヒロとは・・・。敵味方に分かれて再会というあたり、なんか狙っているような感じもしたけど、この兄弟がどうなるのか気になるので、続きを待ちます。

アキヒロの方は、仲間に自分の弟の話ができたけど、マサヒロの方はできなかった。というあたりに、置かれた環境の違いを感じます。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第9話

第9話「盃」

家族というのは、何も血縁のつながりだけを指すわけでもなく。一緒に同じ家で暮らすグループを指すんだと思えばいいかな。そういう意味では、鉄華団は家族だし、広い意味で、あの親父さんが広げているテイワズというグループもグループ全体が大きな家族なんだろう。

だから、親父のもとで、義兄弟の契りを交わす儀式が必要なんだと、そういうふうに解釈してみた。

この場合は、鉄華団で親父に該当するのはオルガだし、家長として、家族全体に対しての責任を負う。そうやって、みんなの行く道を定め、指示を出して、全員に対して気を配るとしたら、お父さんは大変だな~。と思うよ。酒に酔いつぶれているオルガが可愛い。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第8話

第8話「寄り添うかたち」

自分の船をまるごと自分の家にしちゃっている名瀬さんは、やっぱり、自身も孤児だったのではないか? という感じはする。だから、子どもたちを大切にするし、鉄華団に対しても、その鉄華団をまとめるオルガに対しても、責任者としての理解があるんじゃないかと、そんなふうに見えるね。

鉄華団の子どもたちもそれは同じで、「家族」という言葉に弱いんじゃないかと、「家族の絆」に対してのあこがれを感じる。

仲良くなれて、良かったと思うし、この調子で木星との渡りをつけられたのなら、今のところは順調だ。この先に何が待っているかは知らないけど、その分だけ楽しみにしたいと思ってます。

 

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第7話

第7話「いさなとり」

女ばかり大量に連れ込んでいる木星の兄ちゃんが、登場。こうも、女性兵士ばかりが強調されて描かれるのを見ると、なんとなく、「Vガンダム」でシュラク隊のお姉さま方が登場したときのことを思い出す。

ただ、この人が、木星へのつてになるんだろうな、とはわかったので、どうなることかと思って、物語を見守ったし、戦闘になっちゃったから、どうするんだろうと思ったけど、結局のところ、少年たちのあがきは、無駄ではなかったわけだし、話のわかるお兄さんでよかったじゃないですか。

宇宙ネズミや阿頼耶識システムという単語に反応したということは、たぶん、この人も底辺層の出身で、自分自身も苦労しながらのし上がったか、あるいは、そういう人を知っているということだろう。阿頼耶識システムの痛みを自ら体験しているから、少年たちの味方になってくれたのだろうかと、そういうふうに推測はできるね。

なんだか、殴り合った挙句、「お前、なかなかやるじゃないか」「お前もな」的な解決を見たようで、めでたいといえばそうだ。