星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「アトム ザ・ビギニング」第9話

第9話「シックス戦闘不能」

今回も悪くなかった。ロボットレスリングをやっているんだから、部品が壊れるのは当たり前で。みんなが助けてくれるのはいいな。

一方で、素直じゃない午太郎が、いろいろ怒ってばかりいるのもかわいくていいと思った。

「アトム ザ・ビギニング」第7話

第7話「蘭とTERU姫」

これは、ダメな回。どうやら、この作品は、いい回とダメな回が、交互に来るみたいで、いいと思うと次はダメだし、ダメだと思うと次はまともな回が来るみたいだ。

今回は、だめな理由を説明すると、そもそも、ロボット研究部になんで女ばっかり? という設定に違和感があるし、蘭の通っている高校は女子校なのかと最初思ったんだけれど、博志がこの学校のOBだというから、そんなはずはないのだ。

メカメカしいものに興味を持って、わざわざ作りたいといい出すのは、普通は男だろうし、たしかに、たまには女性でもそういうのが好きな人もいるかもしれないが、そりゃ、どっちかというと他とは違う変わり者の女性で、それこそ、蘭みたいなタイプだって、たまにはいるかもしれない。と思ったから、蘭ちゃんだって支持してきたのだ。

どうせ、ロボット研究部に所属しているというのなら、同じくらい変わり者の女性を集めていれば、かなりそれっぽくなったかもしれないし、蘭にも仲間がいてよかったね。と思うことができたんだが、画面を見る限り、彼女たちは普通の女の子で、なんでロボット研究なんかしてるの?? という部分に違和感がバリバリなのだ。

ロボット研究をやっている普通の女の子たち・・・などというネタは、たしかに今時のアニメに多いかもしれないが、そりゃ、そういうタイプに見せるように演出されているんであって、何も考えずに、普通の女の子を女の子A女の子B女の子Cと没個性で出してきて、それっぽいセリフだけ言わせているんじゃ、「なんじゃこりゃ?」になってしまう。

他にもいろいろ突っ込みたいところはあったが、長くなるので、このへんでやめる。

「アトム ザ・ビギニング」第6話

第6話「7研壊滅す!」

今回は面白かった。午太郎と博志の友情の破綻を防ぐために、茂斗子さんが頑張る話で、その一生懸命さが結構良かった。こういう日常系の話のほうが普通に面白いみたいで。そんなに違和感なく楽しめたと思う。

まあ、茂斗子さんの胸ばかり、意味深に強調されているのがなんかあざといなあ。と思ったけど、今時のアニメはみんなそうだし、仕方のない範囲かもしれない。

 

「アトム ザ・ビギニング」第5話

第5話「激走マルヒゲ運送」

・・・ダメだ。作画レベルも低いし、話も安っぽいし、つまんない。これと似た話は、たしかに原作にもあったような気がしたが、漫画で読んだときにはこんなに安っぽくは見えなかったと思う。作画の問題なんだろうか?

とにかく、ヒゲオヤジがうざい。前のロボット犬探索のときにはそんなに違和感なく聞こえた飛田さんの声も、今回は全然だめだった。うっとうしいから、出してくるな! と思うし、どうしても出したければ、最低限の登場とセリフに抑えて欲しいと思う。

暴走トラックのネタも古いと思うんだが、それが子供の乗っているバスを助けたりすると、ちゃちさが倍増してしまう。子供向けにしたいのか? しかし、今どきの子供がこんなやすっぽい話で満足するとはとても思えないけどね。

色んな部分でレベル低すぎ。がっかり感にあふれてます。私に対する嫌がらせだわ。

「アトム ザ・ビギニング」第4話

第4話「練大祭へようこそ」

今回もアニメオリジナル回だったけど、3話よりはずっと面白かった。なんにせよ、俊作くんが可愛い。親父のほうがチラッとしか出てこなくて、息子がメインだったのは良かったな。そのぐらいのバランスで描いてくれたほうがいいのだ。

学祭のノリに、マイクロチップの追いかけをやっている謎の人たち・・・というエピソードが交じると、やっぱり、どことなくゆうきまさみっぽく見えるんだけれど、そもそも、私が知っているゆうきまさみの作品といえば、80年代のもので、「究極超人あ~る」や最初の「鉄腕バーディ」の時代だし、そのイメージを語っているつもり。最近の作品は読んでないので、ゆうきまさみだから古いというと、ちょっと失礼なのかもしれない。

俊作くんが蘭ちゃんに片思いしているという設定は、原作にもあったのか気づかなかったけど、恋愛要素を入れてきたのはいいな、と思う。とりあえず、俊作くん押しで行こうと思ったから、次回を待ちます。

「アトム ザ・ビギニング」第3話

第3話「それぞれの追跡」

アニメオリジナル回。正直、これはないわ~と、ため息が出るほど、子供だましだった。

個人的には、この作品に手塚色をあんまり出してほしくないので、ヒゲオヤジをメインにしてほしくなかった。特に、探偵として出すと、一気に物語のリアリティが崩れる。その点、原作では、運送会社を経営する親父になっていたし、高校生の息子が探偵になりたいと言っている・・・という設定になっていたから、それがいいな、と思っていたのだ。親父をメインにしちゃいかん。息子の方をメインにしなきゃ、今の時代にそぐわないでしょ。

ましてや、探偵としての仕事が、ロボット犬の探索などと・・・。ため息の出る安っぽさで、見つかってよかったね。で、一緒に感動するレベルじゃないだろう。むしろ、一生懸命探したけど、見つかったら壊れていた・・・というオチのほうがまだ許せるわ。その方が、おじいちゃんのためにいいと思う。

あえて良かった探しをするなら、飛田展男のヒゲオヤジが、ちゃんとヒゲオヤジになっていたことで、飛田さん、すげーと思ったこと。それに比べると、関さんの爺さん役はまだ無理があるなあ、という感じがした。

一気に、視聴意欲が下がったけど、仕方がないから、このまま進めます。次回を待ちます。