星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「十二国記」第十八話「風の海迷宮の岸四章」

「風の海」の方は、大体原作に沿って物語が進んでいるし、セリフ回しもほとんどそのままだし、杉本さんが出てこないし(これが一番大きい)、「月の影」の時よりは、ずっと落ち着いてストーリーを楽しんでます。

特に小野さんの独特のセリフ回しを声優さんがびしっと喋ったときは気持ちがいいですね♪

とは言え、時々思い出したようにはいるオリジナルシーンにはやっぱちょっと悲しいものが・・。
要ちゃん回想シーンが入ったとき、絵を見たときには「お、少しはかわいく描いているかな?」と一瞬喜んだのもつかの間、お母さんがいきなり犬をめがけて石を投げたのには参っちゃったよ。お母さん、下手したら大事な我が子に当たりますぜ? こんなことをする母親がどこにいるよ〜。
脚本が悪いのか、演出が悪いのか? こんなシーンを許可しちゃう監督がどうかしているのか?

あと、驍宗さまだけど、やっぱ顔が変だ。もっと・・もうちょい、美形にかっこよく描いてくれないかなあ。かなりがっかりした。李斎はまだよかったんだけど・・。
それと、泰麒もちょっと怯えすぎ。「怖い」という心理をアニメで表現するのが難しいのはわかるけど、もう少しやりようがあったんじゃないかと思う。どうだろう?