星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「サイボーグ009完結編」第二幕「光の羽音」

うーん。すごい。ちゃんと終わらせたじゃん。お話の流れとしてはもちろん中途半端だけど、未完の作品をアニメ化すること自体無茶な企画だったのだからある程度は仕方がないよね。それよりもギルモア博士のナレーションだけでちゃんとそれっぽくまとめた技量に感心した。

009の戦闘服が青だったのは、やはり今までの「009」のストーリーとは別世界だということかな? それはそれでなかなかかっこよかったよ。この続きも見たい。それとも、OVAで続きを作ってくれるのかな? だとしたら、石ノ森プロも上手い商売だったよね。見たくなるじゃん。(^^)

父親に裏切られた(と思っている)娘が、邪なエネルギーに負けて「敵」になってしまうのは、ストーリーとしてはありがちな展開だけど、一体、どこまでが石ノ森先生のプロットなんだろう? 「君たちの新しい能力だ」の説明は、もしかしてメモ書き程度のものから、物語に組み込んだのかも知れないね。

それにしてもブリテンがドロドロと消えていくイメージはさすがに気持ち悪かったです。
光の人は、もう少し上手く使えたんじゃないのかな? どうだろう? でも、関さんは嬉しかった♪