星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「十二国記」第二十二話「書簡」

先日、録画し損ねた放映分ですが、なんとか見ることができました。十九話も近いうち何とかなりそうです。

お話的には、ほとんど原作通りの展開ですね。セリフとかもほぼ一緒。一部、ここはオリジナルだなあ・・と感じるところは何カ所かあったけど、まあ許せる範囲でしょう。(しかし、塙王に子どもなんていたっけ??)

「月の影影の海」のときはオリジナルだらけで、ストーリーをめちゃくちゃにされた!と思って激怒したけど、「風の海迷宮の岸」あたりからはわりと順調に来てます。特に「魔性の子」にほとんど触れずに終わったのは正解だったと思いますね。(そもそもあの内容を忠実にアニメ化は絶対に無理でしょうし・・・)(^^);

ただ、官吏の名前を間違えるエピソードは、ちょっと無理が感じられました。小野不由美會川昇の相性が悪いと感じる瞬間ですね。陽子が失敗するのはいいんだけど、もうちょっと小野不由美っぽくやって欲しいんだけどなあ。まあ、なかなかあのセリフ回しは真似できるもんじゃないから難しいのはわかるんだけど・・。

しかも、どさくさに紛れてみんなけっこう大事なことを語っているような? だけど、ほとんど印象に残らないよ。いいのかな〜?
それとも、あとでこのシーンも利用する気かな? 「・・・と申し上げたはずですが?」とか何とか・・。そりゃ陽子でなくても、「そんなこと聞いたっけ?」になるわなあ。実際、細かいエピソードは私も忘れちゃっているしねえ。

それにしても、豪華な声優さんでした。ベテランの名前がちらほらと。すごい!

ラストシーンを鳥の飛んでいくカットでしめたのはなかなかよかったです♪