星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「十二国記」第二十六話「風の万里黎明の空四章」

一番感情移入できそうなのが、祥瓊の物語ですか。一番原作に近いし、気のせいか、スタッフも一番力が入っているような??(^^);
沍姆のセリフ「公主には公主の役割があったのではありますまいか?」は、原作を読んだときにも印象が強かったので覚えていた。涙ながらに語る老婆のセリフには、説得力があります。

陽子の物語は政争劇だからわかりにくいし、それでなくても官吏の名前が難しい。誰が何をやっていて、彼らが何を言っているのか、原作を読んだはずの人間でもちょっと苦しい。名前や肩書きだけで、ああだ、こうだ、言われてもね。
セリフでのやりとりはもういいから、早くキャラに動いて欲しい。とは言え、ようやく陽子が金波宮から外へ出てくれるみたいだから、次回からの活躍に期待します。

鈴については、ちょっと投げやりな感じがする。彼女についても次回に期待・・ですね。

いよいよ、供王珠晶が登場です。個人的にはもう少し子どもっぽい声にして欲しかったんだが、まだまだ一言、二言だから、わからないけどね。
ただ・・・また「いきなり昔話」のパターンで「図南の翼」に話が飛ぶのだけはちょっと勘弁して欲しいかもしれない・・・。

【おまけ】
<A HREF=http://www3.big.or.jp/%7Ejunpoo/kirin/dictionary/tw.html>こちら</A>の十二国記辞書を試しに登録してみたんだけど、本当に便利だね。沍姆が一発で出てくるよ。すごい!