星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「十二国記」第二十七話「風の万里黎明の空五章」

原作通りのセリフ回しなんだけど、声優さんの読み方次第で微妙に解釈が変わるような気がする。うーん?

珠晶が、なんかすごく根性の悪い娘のように見えてしまったのが残念。あれじゃ祥瓊をいじめるのを喜んでいるただの意地悪娘みたいじゃんか。
原作を読んだときは、彼女の言い分は確かだと思ったし、さすがは一国の王だとも思ったものだったが、そういう部分が上手く伝わったかどうか疑問。彼女のセリフの背景に苦しんでいる芳国の人々(沍姆とか月渓とか)を映すぐらいの工夫が欲しかったところ。
供麒も、なんだかもさ〜っとしたおじさんに見えてしまったのが悲しい。(><)

梨耀さまのエピソードについては、正直、よく覚えていないのだ。采王との会話は原作通りのものだと思ったけど、画面を室内にして本棚ばかり延々写すのは意味がない描写だ。2人の会話だけで昔話なんか延々されても、状況がよくわからない。少しは、状況説明の画面を入れるべきじゃないのか? 文章で読むのとセリフで聞くのではかなり印象が違うはずだから、もう少し画面構成を考えて欲しい。せっかくアニメなんだから。

まさかと言うかやっぱりというか、本当に浅野くんは旅芸人の一座に拾われていたようで・・・。彼については、二度と出さなくていいキャラだと思っていたんだけどねえ。
彼の今回の言動についてはいいたいことが山ほどあるが、来週の展開を見るまではとりあえず意見を保留しておきます。一応まだ、彼の役割はわからないからね。