第７話「ボーイ・ミーツ・ガール」
物事が「知恵と勇気と運で決まる」と言うのなら、この作品は私に勇気をくれますね。ちなみに「フィギュア１７」もそう。それでもって、「知恵」をくれるのが「天使な小生意気」かもしれない。（←この辺は微妙かな？）
「強く勝ちたい」と願えば、その心の強さが武器になるというラムダドライブ。想いの強い方が勝つというのは、あまりに都合がよすぎて、物語的にはありふれたアイテムなのかもしれないけど。それでも、私が立派だと思ったのは、ウィスパードとして自らの内面から聞こえてくる声とそれに対する拒否反応に必死で戦いつつ、「負けるもんかあ〜！！」と叫んで、自らの頭を木に打ちつけることまでやったヒロインの行動の方です。
その行動と、宗介の操る「ラムダドライブ」の原理が見事にリンクして、「強く願えば勝てるのだ」というテーマに物語を持っていった流れが上手いと思いました。
緊張感連続の物語の終幕に、軽く学校ネタのギャグで落とし、視聴者を笑わせて、「続く！」という引きにするのも感心したし。いやあ、面白かった。
多分、ここで原作では第１巻が終了した・・という事なんでしょうね。
この作品に関してもこれからも見ていきたいと思います。
●優先順位としては「フィギュア１７」「天使な小生意気」「フルメタル・パニック！」で、その次ぐらいに「キングゲイナー」と「ＳＥＥＤ」がくるかな？ 「ななか」も気になるけど、一番最後かな〜＞今の気持ち。
