第19話「恵VS桂子! 私が強い男を育てる!!」
いい話じゃないですか〜。思わず感動してしまったよ。
男の気持ちはよくわからないが、男にとって「強くなる」ってことは、女が考えている以上に重大な問題なのかもしれないなあ・・と最近、何となく思うようになった。
今回のストーリーは、いじめられっ子の情けない少年に「男の強さとは何か?」を伝授するものだが、一見すると桂子の意見の方が正論なのね。と言うか、よく世間一般で言われることだ。「男の子なんだから強くなきゃダメでしょう」「私が鍛えてあげるわ」
恵は、「女が「男なんだから」と言うな! 女が言うな!」と返す。
実際、無理な特訓を繰り返しても、彼は全然ダメな少年のままだった。
と言うわけで、みんなで彼を強くするために秘策を語るのだけど。
その中で、特に安田の教え方に共感したので特別に紹介。(^^);
「いいか? きみ。この世で一番ダメなものは、半端だ」「まずは人の知らないことを知れ」「裏を知るのだ」「ありとあらゆる知識を手に入れるのだ」「まずラジオを作れ」「ろくせきすーぱーへてろだんいっしきがオススメだ」(←注:何を言っているのかわかりませんでした)「野望を持ち、半導体とでんしょして、女のアンドロイドを作ろうという絵をつくれ(←注:この辺もよく聞き取れませんでした)」「うちにこもり、オタクになるのなら本物になれ」「だがな、女体の神秘は知りすぎてはいけない」「ギリギリだ」「ギリギリこそが・・・」ここでstop。
「優しさこそ強さだ」と諭す恵に一言。源造。この発言も気に入った。
「甘えよ。めぐ。弱い奴をおだて上げたって、何もいいことねえよ」「男がなあ、てめえの優しさを自信にしちゃおしまいなんだよ」
「きみはきみの思ったとおりに行動すべきだ」「きみは器が大きいんだ」
恵のこのセリフも好きだなあ。そうだよ。器量だよ。やっぱ器は大きくなきゃ。(←個人的には、自滅する言葉でもあるが・・うう〜)
そして最終的に、彼は自分を励ましてくれた恵のために戦う。いじめっ子たちの連れてきた不良が恵を狙っていることを知って、彼女のために必死で抵抗する。
まあ、そういう顛末はともかく、本当にためになる作品です。人生に必要な「知恵」をくれますねえ。一言一言が、本当に大事なことを語っているようで・・・。感心。(^^)