第３５話「舞い降りる剣」
いやあ。いいですねえ。キラ、かっこいいです〜。遅れて登場が心憎いですわ〜。美味しいところ、持っていくんだもん♪
ポイントは、キラのセリフ「ぼくがそうしたかったからです」かな？
今まで、流されるまま、状況に押し出されるように、仕方がなく戦っていたんだけど、今度こそ、自分の意志で戦いに臨んだ。誰も殺させないための戦い。
要するに「ＳＥＥＤ」のキャラクターは、みんなそうだったんだよ。状況に流されるまま、他人の無責任な発言にいいように引きずられて、自分の意志がない。ふらふらふらふらしている。
だけど、キラのように優柔不断なままでいたら、いつか泥沼に突入し、大事な友だちと殺し合いになってしまう。その不毛さに気づいたとき、初めて本当に自分がやりたいことが見えたという。
命令にただ従うだけでいたら、いつか殺されてしまうかもしれない。そういう意味で、今回の話は重かったですね。
自分の意志で、自分の目で状況を見て、自分で判断しろ・・と言うことですね。ううう〜。つくづく痛いテーマだなあ。実際、私もすぐ他人に引きずられるんだよね。（＞＜）
物語も後半に向かって、今まで情けなかったキャラたちが、どんどんそれを自覚して、立ち直っていく様子が描かれ始めたということですか。
「責任は私が取ります！」この叫びこそが、今、誰もがなかなか言えない言葉なんだよなあ。
クルーゼ隊長は、優しいふりだけしてイザークを見殺しにしようとした。多分、アスランも同じだ。
ラクスに裏切られたと思ったアスランが今後どう出るか、非常に楽しみです。
誰を信じて、誰を疑うか、というのは、非常に難しい問題なんですよね。そういうテーマも描いてくれたら嬉しいけど、どうかな〜？
【おまけ】
１．アイキャッチ。キラとラクスバージョンに変化。これは素直にファンサービスだと思っていいかな？（＾＾）
２．犬のＣＭ。深読みしていいのか？？
