第11話「進入禁止」
猪狩の夢(?)のシーンに「鈴木オート」の修理工場(<A HREF="http://www.mxtv.co.jp/3chome/" TARGET=blank>「三丁目の夕日」</A>参照のこと)があったので笑っちゃった。対極にある作品・・という感想もあながち的はずれではないかも。と言うより、いわゆる「ノスタルジー」の象徴が「三丁目の夕日」なのか・・。(^^);
舞台装置みたいな演出があいかわらず面白いね。画面の右に奥さんがいて、左側は障子に映った少年バットの影が形を変えて映し出される。
手前には彼岸花が意味ありげにおかれたり、それが倒れて消えたりする。
そういう思わせぶりな小道具から、意味を読みとれとこちらに要求してくるような感じ。
こういう風に演劇的な手法をとるアニメ作品って、TVアニメではあんまり数が多くないと思うんだけど、わりと実験的な試みだし、個人的には評価したい。そういう意味で、近いのはやっぱり「少女革命ウテナ」の演出方法だろうなあ。でなきゃ、昔の押井作品か。
どうして、「進入禁止」というタイトルなのか・・。その世界は入っちゃ行けない場所なのか・・・。いろいろ考えると深そうですね。(^^);