星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ジパング」第7話

第7話「マレー鉄道」

「ようこそ、我が時代へ。ここからはあなたがゲストだ」のセリフ通り、艦から下りて陸地にはいると、そこには60年前の世界が広がっている。

知識としては知っていたつもりだったが、リアルな絵で現シンガポールの日本人の街を見るとなんか新鮮な驚きがありますね。角松と同様の視線で「なるほど、これが占領地か」と見つめてしまう。「君の知らない日本があるぞ」の言葉通りというか。

「占領地」がどんな感じだったのか、戦後育ちの人間としては全然わからなかったので、この時代を描いている作品は珍しいし、そういう部分が一番興味深かったです。

列車内での憲兵隊とのやりとりは、スリルがあってドキドキ。草加を信じていいのか?? よくわからない動きを見せるからなおのこと。草加役の声優さんのあのしゃべりが実によいね。敵なのか味方なのか、にっこり笑顔があやしく見えるところがとてもいいよ。

他にも、彼らを見張っている日本軍の動きには緊張させられました。これから二人がどうなるのか、いつも気になるところで引いてくるので、この調子で今後の展開にも期待します。楽しみです。(^^)