星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「忘却の旋律」第10話

第10話「ユニコーン・シリーズ」

なるほど、ユニコーンだから角があり、角があるから鬼なのか。ユニコーンが変身して従者になるという設定はファンタジックで、女の子的に嬉しいな。ヒカリが小夜子さんを助けるシーンには、ドキドキしました。反射的に赤くなってしまうその気持ちがよくわかります。宮崎くんの声がまたすてきでよろしいよ。(^^)

「猿人湾」=「エンジン1」という引っかけでしたか。だから「E1」って扉に書いてあるんだな。さすがに前話数でそこまでは気づかなかった。

後側にあるSF設定は面白いな。21世紀が来てしまった以上、SFもこういう形でファンタジーと合流して生き残っていくしかないのかも知れない。現実が限りなくSFに近づいちゃったから、普通にSFしてもリアリティがないし、それよりはこういうはちゃめちゃな世界観の中に混じっていく方が上手くとけ込んでいるようにも見える。

それにしても、モンスター様って、何故に70年代風ファッションなのかな? つなぎじいさんの名前がサブロウなのも、昔のヒーローの名前から持ってきたのか? 雰囲気としては昔の「仮面ライダー」に出てくるおやっさん的な位置かと思ったんだけど・・・。

それとも20世紀戦争というのは、70年代に起こった・・・と考えるべきなんだろうか? かつて、モンスターと戦った戦士たちがいたというのは、昔の特撮ヒーローの時代へのオマージュと見るべきなんでしょうか?

そう思えば、ココの必殺技にハートマークが飛び交うのも、なんとなく「キューティーハニー」を思い出させてくれます。

70年代だからボウリングで、ボウリングだからたまころがし・・・という連想でしょうね。

そうすると、マサル(真猿?魔猿?)が見ている幽霊は、組織に入った大人たちが自分の中で殺してしまったかつてのヒーローやヒロインのものなんでしょうか? 霊柩車はそう言う意味かと考えてみました。(全然的はずれかも知れないけど・・・。)

続きが楽しみです。