19.「HUNTERxHUNTER」第3巻 富樫義博 集英社ジャンプコミックス 評価★★★★
印象に残った点をメモ。
「多数決は、非常に便利で効率的に思えるが、それは罠」
「決をとるという行為は、少数派の意志を抹殺している制度に他ならない」
「何度も連続して少数派にまわり、自分の意志が抹殺されてしまったら、わき上がるのは疎外感、不満、怒り」
「多数決において、してはいけない行為が相談と挙手」
「限られた時間内での相談で、意見が真っ二つに割れたら? 乱闘寸前まで論争したあげく、選んだ道が間違いだったら?」
「挙手による多数決は最大の愚行。匿名性が失われ、自分に反対するものが誰かはわかるのに、少数派には反論さえ許されない最悪のシステム」
多数決の話は面白かったな。と言うか、私はいつも少数派にいたような気がする・・・。
「はずれてもなるべくダメージを受けないように賭けているようでは、ばくちには勝てない」
じゃんけん勝負はちょっとウソっぽかったが、機会があったら試してみたいな。本当に最初はグー、次はパーで勝てるんだろうか??(^^);
読んでいて、一番気持ちがよかったシーンが、p165
「だます方が悪いに決まっている」byクラピカ
「だまされる方が悪いのさ!」と走り去ろうとしたトンパをクラピカがたたきのめしたシーンですね。いやあ、かっこよかったです。
船の中のゴンとキルアは、もうすでにカップリングの貫禄だ。本当に二人のシーンが多いね。狙っているんでしょうか・・・?
次巻も楽しみです。
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