星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士Zガンダム」第4話

第4話「エマの脱走」

第4話は、エマさんが主役です。というか、エマさんの紹介編ですね。3話から一気に登場人物が増えちゃったので、こちらもちょっと混乱気味だったのは確か。なので、一人ずつメインで紹介してくれるのは助かります。改めて見直してみて、エマ中尉がこんなにかっこよかったとは・・・とちょっとびっくりした。昔、視聴したときにはあんまり印象に残らないキャラだと思っていたんだけど・・・。

ガンダム強奪は、いつものシチュエーションなんだけど、2話で一度カミーユによって奪った機体を、エマ中尉を信じつつ、ここで一度ティターンズに返したやり方が興味深かった。それだけクワトロ大尉には人を見る目があったと言うことか? あるいは、カミーユの気持ちを考えて、いったんは作戦をあきらめた・・・と言うことなのかしら?

カミーユの父親がどんな人なのか、カミーユとの確執を詳しく書いてきた。母親を目の前で失ったカミーユが、父親に向かって「これで愛人と上手くやれるだろ」みたいな発言をするのも痛ましい。彼の怒りはもっともだと思うよ。ヘルメットをたたきつけるように放り投げるシーンでも、彼がやけになっている感じがよく出ています。

それにしても、そのカミーユとやり合うジェリドは、ほとんど子供のケンカ状態。カミーユは子どもだから子どもっぽくてもしょうがないんだけど、いいトシのはずのジェリドがなんでカミーユと同レベルの精神年齢なんだか・・・。
彼をみっともないと思いつつ、はたから見ると、中途半端にトシだけ取って大人になりきれない自分は、ジェリドと同レベルに見えるのかしら? と思って、ちょっと自虐的な気分になった・・・。あるいは、作り手側はそういう風にジェリドを見せたかったのだろうか??

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