第10話「再会」
今回は、メインが戦闘シーンの連続にあるので、キャラクターの取り出し部分はあんまりない気がする。
カクリコンはジェリドを誘い、マラサイ2機による時間差攻撃でガンダムMk2を叩こうという作戦を立てる。ジェリドがライラの仇としてガンダムMk2を狙うのはわかるとしても、カクリコンがこだわるのは何故だったろう? 途中で見落とした中に、何か理由が描かれていたかな? あとで、もう一度見直すときの宿題にしたい。
(今、気づいたんだけど、カクリコンにとってもライラ大尉の仇を取りたいという想いがジェリドと同じくあったと言うことなのかな? そう考えた方が納得がいくような気がした。これも再度、確認してみたい)
いよいよジャブローへ侵攻するという作戦が動き出して、アーガマも出航。マラサイがガンダムMk2を誘い込んだので、カミーユだけが引き離されてしまったが、そこはやはりクワトロ大尉が助けに来てくれる。
後半にはブライトの乗るテンプテーションがアーガマと合流。そこへなんだかいきなり説明もなく、シロッコのメッサーラが乱入して攻撃してきた。「あの男のプレッシャーか・・・」というセリフで、ただ者ではない・・・という雰囲気だけを強調しているが、現時点では、彼が何者なのか、まるで説明はない。名前も出てこないけど、この登場は、次回への引きになるのでしょうか??
ラストシーンでファとの再会が描かれる。両親がバスクに捕まっちゃったの、ガンダムMk2を奪ったカミーユを知っていたから・・・と言うファ。確かに何も考えてなかったカミーユが一番悪いような気もするんだけど、そこら辺は、みんな悪いのはティターンズだと言うことでごまかされてます。
こうしてみると、本当にティターンズというのは徹底してただの悪役なのね。意外とこの物語は、結構単純な勧善懲悪ものだったのだろうか??
ジャブローへの侵攻に内心では本当は反対しているくせに、それを口に出さないクワトロ大尉。大人の立場はつらいものだという感じが出ています。エゥーゴの側にもいろいろ問題はあるという部分は、そう単純でもない感じがありますが・・・。