第1話「青春のいじわる」
ムリョウくんと始くんを彷彿とさせる男の子がよかった。宮崎一成の独特の声がいい味を出してます。こういうとぼけた男の子、好きだな。何故か屋上で習字をやっているという登場の仕方のインパクトもステキです。
「わたし、神様になっちゃったの」と突然言い始める主人公の姿は、かなり唐突なんだけど、それが今風と言えばそんな感じなのかな。どことなくギャルゲー風。ほとんどつじつまの合わないような妙なやりとりが、この世界ではしっくりととけ込んでいるところが面白い。
あと、八百万の神様が無数に登場してくる和風テイストのファンタジーになっていくところがいいね。こういうのは大好き。ああいう妖怪(?)に乗って空を飛んでみたいじゃん。(^^)
意外とオタク向けじゃなくて、子ども向けの設定でそういう物語を作っても楽しそうかも知れない。「悪魔くん」や「ゲゲゲの鬼太郎」方式で・・・。
主人公の少女の髪が長く伸びるあたりは、「うしおととら」を思い出しました。髪が伸びるというのは、昔話あたりに何か元ネタでもあるんだろうか?
続きがどうなるのか見当もつかないところで、次回も楽しみです。たぶん、少しため込んでからの視聴になるとは思いますが・・・。
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