第11話「優しいメロディー」
いい話でした。楽器をやる人にとっては、指は命で、とても大切にするんですね。それなのに、何も知らないハワードがメノリを追いつめて、「お前も手伝え。さぼってるんじゃない」と怒鳴っているのは、痛かったです。その言い分も確かにもっともだから・・・。
いつも不機嫌そうな、怒っているような顔をした少女だったけど、嫌なタイプの女の子じゃない。その過去を丁寧に描いてきたことに好感が持てました。
誰にも、みんなが知らない過去があり、それぞれの事情というものがある。これから一人ずつ、丁寧に紹介してくれるのかな? と思うと、楽しみです。
バイオリンの演奏はきれいでした。楽器の演奏もちょっと懐かしい。子どものころはピアノと、学生の間は吹奏楽でクラリネットをやっていたんだけど、今じゃ、まったく指が動かなくなっちゃって、音感も全然なくなっちゃったからなあ。せめてピアノぐらい、実家に帰ったときにでも弾いてみようかな? と思いました。