星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「忘却の旋律」第18、19、20話

第18話「東京駅」
第19話「二十世紀戦争」
第20話「太陽が君を呼んでいる」

なんだか小夜子がかわいそうだなあ・・・と思っちゃったので、二人の別れのシーンに素直に感動できなかった。なんかまあ、煮えきれない思いが残ったというか・・・。

女の子の側が73回もキスした回数を数えているのに、男の方は、それ以上のことをやらない態度がどうもなあ。この二人は、まだそんなところで止まったままの関係だったのか。

せめて別れる前に、二人だけの結婚式を挙げたいとウェディングドレス姿で待っている小夜子が健気でかわいそうだったので、そんな彼女に文だけ残して去ってしまおうとするボッカが残酷に見えたよ。

真似事でもいいから、結婚式ぐらい挙げていけばいいのになあ。あと、二人がそれらしいことをやったという雰囲気だけでも見せてくれれば納得したんだけど。これじゃ、見ようによっては「女が結婚の話を持ち出すと男は逃げ出す」というそのままの構図になっちゃって、嫌な気分になった。

いつもエロエロしたシーンを見せてきた割に、肝心な部分はいつも寸止めなので、欲求不満が残った形だ。結局、ボッカは彼女に手を出さないまま、別れちゃうのか・・・。
戦場に赴く男としては、それがけじめか覚悟なのかも知れないけど、残される彼女はかわいそうだと思った。

とは言え、物語はあと4話残っているわけだし、最終的に彼が彼女の元へ帰ってくる可能性が消えたわけでもない。この作品のことだから、今後の展開にも小夜子が出てくる可能性もあるし・・・。

そういうわけで、物語の今後の展開に期待します。続きを待ちます。

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