星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」最終話

最終話「最後の力」

困っちゃったね。まるで打ち切り最終回のような展開だった。(−−);

個人的には、ラストに議長と対決するのはシンであって欲しかった。キラが議長を相手にしてもあまり説得力がないというか、今までまるで接点のなかった人が急にしゃしゃり出てきたようにしか見えないでしょ。

やはり、ここは議長にずっと従ってきたシンが、土壇場でやっぱりそれじゃいけないんだって気がついて、心変わりする展開の方が正しい気がする。それが普通の主人公の有り様というもので、そこへ至るまでのシンの心境の変化を描くためにはやっぱり、話数が足りなかったと言うことなのかな?

あと、どう譲っても、レイが議長を撃つ展開はおかしいだろう。キラの言葉なんかに動揺するようなキャラクターじゃなかったはず。レイは最後まで議長に従って、共に滅びて欲しかった。

なにか、微妙に展開として狂っているというか、予定していた物語の展開に持って行き損なって失敗したという形に見える。やろうとしていたテーマがよかっただけに、ものすごくもったいない。

ただしまあ、実はもっともっとひどい最終回を想像していたので、それよりはマシだったか? と思っているのも正直なところ。もっともっと救いのない展開を想像していたんだけど、シンはルナマリアを殺したりしなかったし、二人ともちゃんと助かった。発狂もなかったと言うことで、それはそれでいいのかな・・・と。

レイが求めていたのは両親だった・・・という落ちに持っていきたかった点だけはよくわかった。この展開なら逆に同人誌が盛り上がって、穴になっている部分をいろいろカバーしてくれそうな気がする。冬コミが楽しみだよ。(←をい);

関さんと鈴村さんの泣きの演技がよかったので、それで納得しておくことにします。まあ、何のかんの言って、一年間、楽しかったことだけは間違いないので・・・。

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