第11話「燃える二子魂川」
イカファイヤーとは、そもそも何者だったのか・・・?
敗戦による財閥解体から生まれた怪物だそうだけど、「イカルス計画」という名称がなんか痛ましいなあ・・・と思いました。太陽に向かって飛ぼうとして、落ちたんですか? 「怒るス」なのかもしれないし、まあ、いろんな連想はできますが・・・。
そういう怪物が、町を襲って、恋太郎の守りたい幸せや生活を脅かしているというのなら、それに立ち向かい、戦うべきだ! というお話。
本当は、双子との三角関係の問題をそういうファンタジーでごまかしちゃっていいのか? という気もちょっとするんだけど、物語が言わんとしているのは、そういうことじゃないだろう。
双子は恋太郎の守るべき家族で、冷たい世間が何を言おうと、自分がそれを本当に大切に思うなら、決してあきらめるな! と言うことだと思う。歪んだ三角関係の部分は、「世間の非難」を象徴するものなのかも知れない。
大人はみんな「厳しい現実」に負けちゃって、夢をあきらめてしまうんだけど、恋太郎はそれに立ち向かう決意をした。その象徴がイカファイヤーとの戦いなんだと思う。お巡りさんたちのお約束のセリフがよかったです。恋太郎の若さが、マジでまぶしかった。
今からでも夢は叶うだろうか・・・? と、大人に言わせる物語なんだ。
「9回裏からでも逆転できるのが、男稼業ってもんさ」のセリフがかっこよかったです。(^^)
あと、2話。続きも楽しみです!
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