星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「新竹取物語 1000年女王」第11話

第11話「1000年盗賊は敵か味方か?!」

昔、本放送を見たときにもわくわくした回。今までずっと、爆発事故を起こして始の両親を殺したのは、1000年盗賊だと思いこまされてきたのに、それをやったのは、1000年女王の方だ! と、彼らは主張する。で、その言い分にも理がありそうに見えて、どちらを信じたらいいのかわからず、始くんが混乱する。

「始くんは、私より1000年盗賊の方を信用するの?」とムキになる弥生さんがますます怪しくて、実にいい感じ。(^^)

1000年盗賊は、「1000年女王が何をやっているのか教えてやる」と証拠のVTRを雨森所長に送る。それを半分も見ないうちに、弥生さんが飛び込んできて「こんなもの、見る必要もないわ!」と取り上げてしまう。

「お願い・・・私を信じて。始くん・・・」と弥生さんは言うんだけど、「僕だって信じたいよ。信じたいけど・・・」と悲嘆にくれている始くんがステキ。

ふたつの相反する組織があって、そのどちらの主張ももっともらしいので、主人公の側に信じるに足りる情報がないんですね。

そうやって、混乱させるだけ混乱させておいて、やがて、事件の全貌が少しずつ見えてくる・・・という展開が面白かった。

次回はいよいよ、天体望遠鏡の秘密が明らかになるみたいで楽しみです。