星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「義経」第47話

第47話「安宅の関

巴御前が、無事、生き延びていた・・・という設定にしてあるのは、やはり原作通りなのだろうか? 「決して、諦めるな」という励ましを義経に贈るけど、そうなると、意外とこの物語もハッピーエンドを迎えるのだろうか? という気もちらっとした。

みんなが「新しい国」に対する夢を語るのは、死亡フラグが立ったと見るべきなのかも知れないけどね。でも、意外と、無事、逃げおおせて、さらに異国に旅立ちました・・・というジンギスカン説につなげてもいいんじゃないかという気もしちゃったよ。無理かな〜?? さすがに無茶かな〜??(^^);

安宅の関」でのやりとりは、緊張感があって面白かった。弁慶と関守のやりとりがいい。こういう駆け引きめいたやりとりって、見ていてもドキドキしますね。合間合間に太鼓や錫杖の音が入るのがなかなかステキな演出でした。こういうのは、好きです。

ただ、悪いが、つい笑っちゃったのは、義経を打つ弁慶の演技。いやあ、マツケンのキャラクターのせいかもしれないけど、どう見てもこれ、ギャグですよ。最初のうちこそ、「殴り方が手ぬるいわ〜。もっとやれ〜」等と茶々を入れながら見ていたんだけど、その後の「わしは、わしは・・・殿になんてことを〜」と泣いてる姿は、感動というより、どう見ても笑いどころ。弁慶、白々しい演技にしか見えなかったよ。どさくさ紛れに日頃の恨みを晴らしたんじゃないのか? という風に見えるので・・・。他の従者達も同様です。

笛を踏みつぶしたところは、ちょっとだけどきっとしましたが・・・。それはやっぱ、先週の静のエピソードが胸に残っているせいかもしれませんね。

いよいよ、あと2話。来週は平泉に到着するみたいだし、続きも楽しみです。