星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「新竹取物語 1000年女王」第19,20,21話

第19話「明日への決断」
第20話「迫り来る地球の危機!!」
第21話「死神ゲランの疑惑」

第19話で第1部完結ですね。第20話が総集編。第21話から新展開という形です。

前言を撤回するけど、1000年盗賊と1000年女王はまだ直接接触はしていませんから、1000年盗賊の方の思惑はまだまだ不明です。「そんな仕事辞めちゃいなさいよ」と言ってくる友達かどうかはまだまだわからない。謎の組織の人たちです。

総集編で語られたように、「1000年女王は、地球を滅ぼす魔女なのか? それとも地球を救う女神なのか?」という疑問符がまだまだ続いているという感じで、ただひとつ、1000年盗賊は、彼女に相反する組織と言うことだけがわかってます。

どちらを信じたらいいのか? という悩みがずっと始くんを迷わせていたんだけど、最終的に彼は、彼女を信じる道を選んだ。「弥生さんが地球を救いたいと言った言葉を僕は信じる!」と言って駈けていく。妨害してくる1000年盗賊をひたすらかわしつつ、弥生さんに設計図を持っていく。そのあたりの彼の必死さは、なかなか感動的な演出でした。

実際、1000年女王の組織がもめている理由は、ラーメタルを絶対とする夜森大介が、地球人のことなど考えもしていない差別主義者であるところから来る。そういうところ、彼は本当に異星人なんだなあ・・・と思わせてくれます。人間の姿をしているけど、微妙に人間じゃないのか・・・という感じで、異星人らしい怖さがあって、いい。1000年女王も異星人(ラーメタル人)なんだけど、地球に愛着がある。その狭間に立って、苦しむ存在なんですね。だから、共感できるんだと思います。

聖女王ラーレラから使者が来て、地球の防衛ラインをあっさりと突破していくのを見ると、地球とラーメタルの文明の差を感じさせられて、なんとなく「レイズナー」っぽいです。圧倒的な力の差があって、敵わないのね。そういう連中に対して、地球人達がこれからどう対応していくのか、続きも楽しみです。

<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007OE0Z0/seiseikai-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/B0007OE0Z0.09.MZZZZZZZ.jpg" border="0" width="128" height="160"></a>