コミック104.「諸葛孔明 時の地平線」第11巻 諏訪緑 小学館PFコミックス
とにかく素晴らしい。めちゃ面白かった!
司馬仲達がすっかりメインキャラに落ち着いたし、雨宿りをした廃屋の中で、敵味方でありながら孔明と白々しくも駆け引きのような会話を交わす展開は面白かった。のほほんとした笑顔の仲達はとてもステキです。
「こんな仕事やりたくないんだよなあ」とか言いながら、曹操を相手に的確な進言ができる頭の良さがかっこいい。そういう部分、どことなくキャラ的にはヤン・ウェンリーに近い位置にいるのかも知れないと、今、思いついた。
孔明と仲達がそうやって敵味方に分かれてそれぞれの思惑を巡らしていく展開になるのなら、これからも期待できそう。なんにせよ、相手の手の内を先読みしていく頭脳戦を見るのは楽しいしね。それでいて、ふたりともとても心の優しい人というのは、見ていて気持ちがいい。残虐非道の悪党では決してないところがいい。
あくまでこの国をどうするか? という部分でいろんなことを考えさせられます。続きも楽しみです。
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