星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ファンタジックチルドレン」第9話

第9話「オエセル」

思いの外、しっかりとしたSF設定が作られているのかも知れないなあ・・・と、何となく思った。いや、今までがちょっと軽んじていたのかも?

ベフォールの子どもたちが帰ろうとしているのは、この世界とは異なる次元の異世界なんですね? 「魔性の子」で高里くんが帰ろうとしていた「十二国」だと思っていいんだろうか? 我々は、間違った場所に生まれてきてしまったので、本当に生まれるべきだった故郷へ帰りたい・・・という感じ。

「ゾーンを開く」「エンマが現れる」「オエセルという光エネルギー」
なんか、こういうイメージも、最近では「鋼の錬金術師」で見たような気がする。死んだ人々はエンマとなって、ゾーンの向こう側から現れる・・・という感じか。

あと、ゾーンを開いたことによって得られるエネルギーがオエセルで、それを人間兵器として開発しようとしているのがゲド機関??

ゲド機関の後側にいるのは、デュマという少年で、元はベフォールの子どもたちの一人。ベフォールの子どもたちはティナという少女(ヘルガ)を探して、彼女の力(自力でゾーンを開くことが出来る)を利用して異世界に帰ろうとしているんだけど、デュマは人間にゾーンの研究をさせて、自力でゾーンを開くことを考えている。それは人間には介入しないという他のベフォールの子どもたちとは対立することになる。

大体こんな感じであっているのかな〜? やっぱ、「ハガレン」や「十二国記」の設定に近い感じがする。最近の流行か。ただ、この作品がテーマにしているのは「帰ること」がメインだから、前2作品とは物語の雰囲気も扱っているテーマも全然違うけど・・・。

あと、残る疑問は、ベフォールの子どもたちを襲っている幻だな。あれはなんなんだろう? 間違った場所に子どもたちがいるわけだから、彼らが作ったゆがみを直そうとする何かの働きなんだろうか? 基本的なSF設定ならそんな感じだけど、さて?

そうやって、すこしずつ、いろんな謎が解明されていくのは楽しい。全然はずれているかも知れないけど、考えたことをいろいろメモ。続きも楽しみです。

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