星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「菜の花の沖」第5巻 司馬遼太郎

小説・一般3.「菜の花の沖」第5巻 司馬遼太郎 文春文庫

ものすごく、地道なペースで読んでます。(^^);

特にこの5巻目は、嘉兵衛の物語を完全に離れちゃって、ロシアの歴史の解説がずっと続きます。それはそれで面白かったからいいんだけど、すでに小説という感じじゃなかったですね。

ピョートル大帝の話から、エカテリーナ2世の話。漂流者の大黒屋光太夫の話。レザノフとクルーゼンシュテルンの話。と、続いていって、日露の間のいろんなやりとりについて、詳しく触れていってくれたので、いろいろ参考になりました。

個人的には、ラストに描かれたゴローニン事件を読んで、ゴローニンxリコルドのカップリングに萌えましたけどね。親友であるゴローニン少佐が日本側に拉致されてしまったので、必死に助けようとして、シベリアの大地を馬で駆け抜けるリコルド少佐って部分が、なんだか美味しいかも??(^^);

最終的に彼らが再会を果たすことは、史実として知っているのだけど、その時にはきっとロシア式の挨拶をしっかりと交わしあったに違いないわ〜とか、思ってしまいます。まあ、すてき♪

6巻目は引き続き、ゴローニン少佐を助けようとするリコルド少佐の物語が続いていくみたいなので、続きが楽しみです。ようやく、嘉兵衛も登場してきたし、5巻目よりは早く読み終えたいなあ・・・と、一応は思ってます。

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