第1話「暗闇に差し込む光」
原作は未読です。こんな作品があったこと自体、初めて知ったかも?
サブタイトルが何だかすごいなあ・・・と思いました。暗闇がヒロインで、光が4人の美形男たちなんですね。
ネクラ女改造計画というのが物語の基本で、男に声をかけられただけで「ひぃぃ」を叫びながら逃げて、扉を閉めて、ばたんと引きこもってしまう彼女を、どうやってまともな立派なレディにすればいいのか、男たちが奮闘するドタバタ喜劇。彼らも、自分たちの下宿代がかかっているから、気味の悪い女だと思いながらも、この課題に必死にならざるを得ないと言う状況。
少女マンガにしてはずいぶん自虐的なネタだなあ・・・とは思うけれど、昨今のヒロインが美少女ばかりなのに対して、スナコちゃんのようなキャラをメインに持ってきた、そのセンスが好きかもしれない。彼女が読者代表なのかな? という感じ。
クセのあるキャラデザも、この作品の雰囲気に合っていると思います。個人的には、やっぱり「天使な小生意気」をちょっと思い出すんだけれど・・・。今時のキラキラした端整な顔立ちの男の子たちとは違うよね。その分、この作品が他と差別化されて、目立って見えました。
たたみかけるギャグのノリも、めちゃ面白かった。次回も楽しみです。