星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「CLANNAD〜クラナド〜」第17話

第17話「不在の空間」

やっぱ、春原はいいなあ、と思う。逆に言えば、春原がいなかったら、この作品の良さは半減してしまうんじゃないかという気がする。

たとえば、智代が朝、主人公の家に入って起こしに来たりする辺りは、いかにもギャルゲーのお約束展開なので、こういうのはちょっとなあ、とちょっと引くんだけれど、そこですかさず朋也が春原を巻き添えにした時点で、ぐっと笑わせてもらえるという辺り。キャラクターの使い方が上手いと思う。

少し前に「クラナド」のゲームの一部を見たんだけれど、ちょうど「おまじない」の辺りだったので、その辺をアニメで見れたのが楽しかった。つまり、「体育倉庫で二人きりになりたい相手」というのを誰で選択するかで、シナリオが変わるという奴ですね。

アニメではオーソドックスに杏のシナリオを使ったみたいだけれど、ゲームの方では春原と二人きりのバージョンがあったり、渚パパと二人きりのバージョンがあったりして楽しかったので、こういう選択肢は面白いなあ、と思いました。

実際、杏はなかなかいいキャラだと思う。妹のために一生懸命な姿が、なんだかいじらしいからね。何にせよ、朋也くんはモテモテでいいなあ、と思います。個人的には春原と智代がくっつかないかなあ、と思いますけど、この調子じゃ、まだまだですね。次回を待ちます。