星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「赤毛のアン」第8、9話

第8話「アン・日曜学校へ行く」
第9話「おごそかな誓い」

順調に面白いです。日曜学校に行く話においては、アンが変わり者としてみんなの中で孤立した存在だったと言うことを表現しておいて、次の話数では、ダイアナとの出会いがあり、二人が心の友としての誓いを結ぶ話をやる辺り、物語がちゃんとつながっていて、見ていても気持ちがよかった。

ダイアナがすごくいい子で、アンのことをちゃんと受け入れてくれる辺りは、ちょっと感動的なほどで。

面白かったのは、日曜学校で友達が出来なかったアンの言い分を聞いて、マシュウが「そうとも。友達なんて、そう簡単に作れるもんじゃないよ」と言って、マリラに「やれやれ。あんたたちは、似ていないようで、変なところで息が合うんだね」と呆れられていたこと。結局は、変わり者同士で、意気投合しているという感じかな。

そんなマシュウが一大決心をして、アンのためにチョコレートキャラメルを買ってくるシーンもなかなか面白かった。これが欲しいんだって、なかなか言い出せなくて、迷って、一度は帰ろうとしながら、もう一度引き返してくる辺り・・・。このおじさんが、妙に好きだわ。

面白かったです。続きも楽しみです。

おまけだけれど、この8話と9話の絵コンテに「とみの喜幸」の名前を見つけて、「へぇ〜」と思った。富野監督が初期の名作劇場に参加していたのは知っていたけれど、「赤毛のアン」は「機動戦士ガンダム」と同時期の作品だし、両方に参加していたとは知らなかったな。