星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「赤毛のアン」第17話

第17話「アン、学校にもどる」

順調に面白いです。バリー夫人に嫌われて、ダイアナと遊ぶことを禁じられたアンだけれど、二人が大まじめに「永遠の別れ」として儀式をかわすのが面白かった。芝居がかったやりとりだけれど、子供たちが彼女たちなりに真剣だという点で、話を聞きながら、目を丸くしていたマリラの気持ちがちょっとわかるな。

しかし、お母さんの言葉は、子供にとっては絶対のものなのね。「別れの挨拶をするのに10分だけもらった」というダイアナが、「お母さんは今も時計で時間を計っているのよ」と言っていて、「学校でも絶対に口をきいちゃいけないと言われたの」として、その言いつけを守っているところがすごいなあ、と思いました。

学校でぐらい仲良くしていてもいいような気がするんだけれど、それもバリー夫人はダメだっていうんだろうか?

ただ、ミクシーで少し前にやりとりしていた奥さんが、自分の日記で「息子の遊ぶ友達は私がちゃんと見て選んでいる。変な子とは、絶対に遊ばせないようにいつも見張っている」と言い切っていたのも事実で、それを読んで、私が嫌な気分になったのも本当の話。

よほど子供のことが心配なんだろうけど、なんか過保護が行きすぎているように見えて、さすがに気持ちが悪かった。結局、その人とは縁が切れたんだけど、そういうお母さんは多いんだろうか? とも、ちらっと思いました。