第7話「復讐するは我にあり」
「いいかい、ウェンディ。ここでじっとしているんだ。出てきちゃダメだよ」のセリフが、暗喩になっているところがよかったな。本当に出てきちゃダメなの? 隠れてなきゃいけないの? という問いかけが入っているから。
外の世界は、戦いをやっているのだけれど、それでも、自分の行きたい方へ進むべきだ・・・という感じの話で、ウェンディの決意とか、ヴァンの想いとか、なかなか考えさせられる話でした。
孤島に閉じこめられるというのも、ある意味、世界から隔絶された平和な場所という感じだし、そこにいなさい、戦いを忘れて帰りなさい・・・と言われて、そうすべきかどうか悩むところとか、わかりやすかったな。
戦いのない世界にとどまるというのは、そういうことになるんだろうから。
なかなか面白かった。いい話だったと思います。