第12話「帰らざる日々…」
改造人間とは、またレトロな言葉を使ったなあ、と思いました。人間という奴は、そう簡単に改造しちゃいけないと思うんだけれど・・・。この場合は、死にかけている人間を、手術でサイボーグ化したとでも思えばいいんだろうか?
実際、結婚式の場で、エレナは殺されたのに、ヴァンが無傷だったはずはないと思ってましたが、彼は彼で瀕死の重症だったわけね。そういうところを解説してくれたのは、助かったかな。少しずつ、明らかになってくるヴァンの過去・・・というのは、ファンとして嬉しいから。
ただ、そうやってヴァンを助けた昔なじみや、ウェンディのお兄さんなど、それぞれがかぎ爪の男の仲間になっていったのには、何か理由がありそうで、その辺にも興味があります。
そもそも、何故、エレナは殺されなきゃならなかったのか? と言う話から、ヴァンさえも知らない事情があるのかもしれないし。その辺は、レイの恋人の方も同じだけどね。
そのあたりの謎が、まだまだ伏線になっていそうだから、今後の展開も楽しみです。
それにしても、今回はヴァンの表情の付け方とかすごかったなあ、と思いました。復讐鬼という感じが出ていて、なかなか迫力でした。その辺は、ラストシーンの恐怖に顔を歪ませるウェンディというのも同様です。