杏シナリオと言うよりは、椋ちゃんの失恋物語という感じでしたね。なんにせよ、朋也の態度がいつまでもいつまでも優柔不断なので、見ていてイライラしました。
なんで自分も朋也のことが好きなのに、妹に彼を譲ろうとしたのかとか、妹の方も姉が彼を好きだと知っていて、姉に自分の恋心を相談したのかとか、話を聞いていて、なんだかなあ、という気分になってきたし・・・。
「誰もずるくなんかないっ」という杏のセリフがあったんだけれど、一番ずるいのはお前だろっとつっこみたくなったし、正確に言うなら、あんたたちは全員、自分かわいさに相手を利用したんだよ。全員がずるいんだよ、という感じなんだろうな。
まあ、最終的に収まるところに収まったのなら、それはそれでいいんじゃないのかな。
椋が最後にタロットで、朋也のことを占うシーンが、なかなか見ていて、辛かったし、印象的なシーンでした。この子はすべて知っているんだなあ、と思えたし。最後のセリフ「私たちはうまくいきます」という答えも、すでに彼を許していたと言うことなんだろうと思いました。
さて、次は勝平シナリオに参ります。アニメ未登場の子だから、プレイするのが楽しみです。