第27話「徳川の妻」
・・・うーん。徳川家に嫁いだからには、夫の意志に従います〜と言う話だったが、いや、結婚したからと言って、なんでも夫に従う必要はないんじゃないの? とか考えていて、そうでないと、新しい血を入れた意味がないじゃんか〜と思ってしまった。
つまりは、篤姫はすっかり、家定様にめろめろになっちゃって、これは島津のお父さんもまったく計算違いだったと言うことなんでしょうねえ。
家定様の方も、家族を守りたいから、徳川家を維持することを考えた・・・そうだけれど、どうにもそれに反発したくなるのは、私の考えが、徳川家を守るよりも諸侯を対等にして政治に参加させるべきだ・・・という越前様の方に賛同しているからなんだろう。
為政者が、国よりも自分の家族を優先してどうするよ。そりゃ、腐敗の始まりじゃないのか? もっと大局的に物事を見ないと・・・といろいろ考えてしまったが、結局のところ、奥さんの立場で見れば、ダンナが自分のためにそこまで言ってくれるのはやっぱり嬉しいし、もう先のない人ならなおのこと。ドラマとしては、そっちの方が引っ張りやすいんだろうなあ、と思いました。
まあ、この辺の判断は微妙だけどね・・・。