第10話「I'm here」
本当は、みやこの家族の話とか出してくるのは、ずるいなあ、と思わないでもないんだけどね。どうも私は、この子が苦手だ。
でもまあ、それはそれとして、いい加減、ずるずるしていた三角関係に綺麗に落ちがついた部分は、なかなか感動的だった。特に広野君が中途半端な自分を認めて、ちゃんと自分の道をしっかりと決めたからね。
男の子たちが、ケンカしているところとか、なかなか良かったです。京介君が「お前が中途半端なせいで、景ちゃんが苦しんでいるんだよ!」と怒鳴るものだから、その辺、彼のポイントが上がりました。おおお、よく言った。と思うじゃないですか。
景ちゃんとの別れのシーンが、痛みを伴う分だけ、こちらの胸にも迫りましたね。ずっと続くと思っていた関係が終わるというのもなかなか辛い。ドア越しの会話が、結構印象に残るシーンでした。
あいかわらず美しい映像で、見せてくれます。順調に面白い。次回は、千尋の話になるのだろうか? その分、今回は未登場だったと言うことなんだろうからね。続きも楽しみです。