星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ONE OUTS-ワンナウツ-」第1話

第1話「謎の男」

原作は未読。「アカギ」「カイジ」に続く、日テレの「賭博三部作」と聞いたので、ちょっと期待していたのだけれど、正直、ちょっと微妙。

微妙というか、もともと「カイジ」「アカギ」と連続してみているうちに、なんとなく日テレが賭博を煽っているように見えて、嫌な気分になっていたのも確かなんですよね。「男の勝負」と言えば聞こえはいいけど、所詮は博打でしょ。あんまりいいことでもないと思うし、お金というのは、本来まじめにこつこつと働いて稼ぐものです。というのが、私の考えなので、あんまり博打がどうこう、煽っている作品を支持したくないな。と思う。

黙ってみていれば、「肝心な勝負のところで、日本人はすぐ待ちの姿勢を取る。だから負ける」「あの男は逃げた」などとのたまっていたが、「まあ、ある種それも正しいのかも知れないな・・」とは思いながらも、でも「お前なんかに言われたくないよ!」と、ちょっと反感を持ってしまった。

まあ、あの状態で逃げた男は確かにバカだったが、それをひっくるめて、「日本人はいつもそうだ」などと、ひとまとめにされたくないし、博打を煽っているだけのヤンキーにそんな挑発的なことを言われたくもない。余計なお世話だ。こんなちゃちな挑発に乗ることの方が、よほど馬鹿なんじゃないだろうか? と言う気がしないでもないしね。

勝負の行方だけ気にならないわけでもないが、あんまり好きな絵でもないし、あんまり好きな物語でもなさそう。と思った。OPのセミヌード男にもなんだかうんざりしたから、次回を見るのはやめておきます。

【追記】
要は、キャラクターがかわいくないから・・・の一言で、足りるのかも知れないんだけど。