星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「母をたずねて三千里」第7話

第7話「屋根の上の小さな海」

うーん。マルコの意地っ張りぶりは、もはや健気な子供という域を乗り越えて、かなり生意気なガキという印象の方が強いな。なんかまあ、可愛くないわ。これもあれも、みんなぼくがやるからね! と言い張っているところは、健気で偉い・・・というよりは、単に嫌な奴の領域だと思う。

前回分から引っ越しの話が出ていたんだけれど、あるいは、この引っ越しのせいでますます手紙が届かなくなっていたのかも知れないなあ、とちらっと思った。それももしかして、伏線でしょうか?

引っ越し先の家から屋根を伝って、フィオリーナとの邂逅。しかし、改めてみてみると、フィオリーナというのも、ずいぶん愛想のない少女だったんだなあ、としみじみした。なんだか対応がいちいち素っ気ないよ。クラリス的天使のような少女という印象が残っていたんだけれど、実はそうでもなかったんだね。こういうヒロインの描き方が興味深い。

次回からの展開も楽しみです。