第16話「ちいさなコック長」
冒頭のトビウオに乗って飛んだり、泳いだりしている夢のシーンがファンタジックでいいなあ、と思いました。マルコの夢のシーンって、なにげに何回か出てきますね。
マルコは本当に働き者。彼のそういう部分に関しては、やっぱり名作系優等生のにおいを感じます。逆に言えば、ここまでやっているのに、所詮は子供・・・としてしか扱ってもらえなかったと言う事実こそが、彼にとって一番辛いんでしょうね。実際に彼は、自分の働きに関して自信も自負も持っているみたいだし、端から見ていても、人一倍頑張っているのはよくわかるから。
船の人々は、そんなマルコをかわいがってくれているみたいなので、その辺に安心を感じます。新入りが頑張っているのを微笑ましく見守るのと同じ感じかな〜。
船は順調にマルセイユに到着。しばらくは船の旅が続きそうだから、次回からの展開も楽しみです。