星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「母をたずねて三千里」第26話

第26話「草原へ」

いよいよブエノスアイレスともお別れ。ペッピーノ一座の馬車で、バイアブランカに出発です。

面白かったのは、朝、フィオリーナが起きてみると隣のベッドが空いていて、アメデオだけが寝ている。まあ、それで、マルコのベッドなんだなあ、とわかるし、彼がいないのもぱっとわかるんだけど、こういう相棒の動物キャラだけが寝ているというのは、誰のベッドかを特定するには便利でいいのかも知れないなあ、と思った。
しかし、アメデオ〜。自分だけ寝ていないで、ちゃんとついて行けよ・・と、ちらっと思うのは、大人のつっこみかな。

早朝、町を離れて、草原に出てみると、地平線から太陽が昇る。その辺の雄大な自然の描写が気持ちよかった。背景美術がきれいで、なかなか感動的です。

馬車の旅もいいなあ、と思わせられるけど、この場合のペッピーノ一座の馬車というのは、フォルゴーレ号の代わりになるんだなあ、と思った。旅をしていても安心感があるよね。一種の疑似家族を形成しているし、マルコの保護者代わりの大人がちゃんと付いていることで・・・。

特にペッピーノさんのキャラがよい。こういうお父さんもいいなあ、と思わせてくれた。フィオリーナが危ないと棒を持ってかけだしていくところも好印象。

なにやら怪しげな人物と知り合ったところで、続くになったけれど、次回からの展開も楽しみです。