映画5.大林宣彦監督「時をかける少女」 （日本・８３）
・・・実は初めて見た。昔、話題になったのは知っているんだけれど、私、映画もアニメにしか興味ないし・・・。（←それも問題）。歌なら好きで、よく歌っていたけど、映画の方はまったく見たことがなかったです。
１９８３年の映画で、主人公は１６歳。と言うことは、ほとんど私と同じ歳なんですね。主人公の服装とか髪型が、なんだか懐かしかった。鞄がチェック柄なのが時代を感じさせるなあ、と思ったけど、チェッカーズブームの頃でしたっけ？ それとも、たまたまかな？
なんだか少年ドラマシリーズみたいな話だと思いました。ゆうきまさみが、ＯＵＴかなんかで、パロディ漫画を描いていたのを思い出したけど、あのころ、あの辺の人たちがやたら「原田知世が」とああだこうだと言っていたのを覚えてます。なんか大騒ぎだったもんねえ。
そんなにすごいのか？ とずっと思っていたけど、今の視点で見てもよくわかりません。単に役者さんが全員でやっている棒読みのような演技がなんかインパクトがあるな、と思うだけで・・・。
名作と騒ぐほどすごい作品とも思わないけど、それなりに感動的だったし、確かにアニメ版の原型はここにあるんだなあ、とわかったので、見てよかったと思います。せっかくだしね。
