星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「小公女セーラ」第6話

第6話「灰かぶりベッキー

セーラがロッティ達にお話を聞かせているところに、ベッキーが入ってきて、こっそり話を聞いていて、ラヴィニアたちが来たので逃げ出し、「あの子、あなたたちの話を聞いていたわよ」「ええ、知っていたわ。そのつもりでしゃべっていたのだもの」「あんな子に話を聞かせるなんて間違っているわ」みたいなことを言われたので、「私は、お話は、みんなのものだと思うのよ」みたいな会話をラヴィニアとするのは、原作で読んだ覚えがある。

しかし・・・。ほかは、全部、アニメオリジナルだと思ったなあ。ことさら、使用人の扱いがひどいことと、使用人の暮らしが辛いことを強調する話ばかり続けているから、気が滅入ってくる。セーラのしていたお話が、「シンデレラ」になっているあたり、象徴的だから。

いや、その後、セーラがそう言う境遇に落ちるから、わざと先に書いてあるんだろうけどね。それはわかるとしても、しかし、この学院には、根性の悪い大人しかいないのか・・・? なんだか本当に救いがないなあ。